Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
自発性は競争心から生まれるものです。私は同期の学生よりも少しでも良い結果を出せるよう、常に自分に厳しく課題を課してきました。より良い学術的成果は、例えば就職の機会や奨学金の獲得など、将来におけるさまざまなチャンスを広げてくれると考えています。
Initiative
私は、修士論文とは別で新たに興味を持ったことがあり、その研究を現在すすめています。もともと社会人院生で家庭もあり、修士論文以外の研究をすることはだいぶチャレンジでした。しかし、その研究への思いは強かったので、なんとか調査・分析をして学会にてポスター発表するに至りました。
Initiative
私は大学4回生から大学院2回生までの3年間、研究活動を通じて「最後まで諦めずに取り組む力」を学びました。研究課題に取り組む中で、何度も壁にぶつかりましたが、その都度、同期や先輩、教授に相談し、的確なアドバイスを頂くことで問題を解決しました。特に、実験データが思うように得られないときには原因を徹底的に分析し、新たなアプローチを試みることでゴールに近づけました。この経験を通じて、粘り強さや協力の重要性を実感し、自らが掲げた目標を達成するために努力を続ける姿勢を身につけることができました。
Initiative
自分が考え,実行したモノが世の中の客観的な評価対象となった時。2024年10月16日。私が2023年2月に自ら提案,企画し,企業との共同研究で取り組んだ内容が,「勇気と有機あるデザイン」の表彰を標榜する「2024年度グッドデザイン賞」を受賞した。
Initiative
大学3・4回生において、資格取得に取り組んだ経験があり、そこから「目標を決め、諦めることなく取り組む」ことを養った。例えば、3回生時に基本情報技術者試験の資格を取得したが、この資格を取得するにあたり、約3ヶ月間の効率的な学習に取り組んだ。具体的には、メモ帳を活用し、いつまでにどの単元を学習するかを決め、正課の授業やアルバイトとの両立を図った。決める際は、試験日から逆算して、いつまでにどのような知識を覚える必要があるかを考えながら決めた。ある程度勉強してから初めて実践問題を解いた時は合格点数よりもはるかに下だったが、授業で学んだことを体系的に自分の知識に取り込みたい、今後のプログラミング学習に役立てたいという気持ちから、諦めることなく今まで学習方法通りに勉強を続けることができ、結果、試験に受かることができた。
Initiative
大学のほとんどの授業には毎回の課題がありますが、それぞれの学期末にある期末テストで高得点を取り、A+の評価をもらうためには、自分で課題を見つけ、それに取り組む必要があります。私は、受講している全ての科目でA+をもらうことを目標にして勉強に励み続けたことから、自分自信と相談しながら、常に上を目指して努力することで、選択したコンピテンシーが身に付いたと考えました。
Initiative
大学院では、学部時代とは異なり、授業だけでなく論文作成も同時に進める必要があり、学びの目標を設定することが非常に重要でした。GPA4.0という目標を達成するために、学校で友人と一緒に学びながら、理解が不十分な部分を解明しました。また、課題にも共同で取り組み、完成させることができました。そのほか、TOEICなどの資格取得にも挑戦し、スキルアップを図りました。特に、毎日15分の学習時間を確保することで、継続的な学びを実現しました。
Initiative
中学生の頃、クラシックバレエを習っていた。技術的にメンバーの中で一番劣っているのに加え、通うのに往復3時間、知り合いがいなかったため、嫌がらせを受けたりもした。しかし、舞台で主役を踊りたいという目標があったため、諦めずに練習に通い続け、中学3年生の発表会で主役を任せてもらえた。 人間関係で上手くいかなかったことで、対人関係には現在でも自信がなく、人を信用することが難しいことなど、完全に立ち直れているとは言い難いが、中学生以降に起こった失敗は大したことがないと思えるようになった。
Initiative
上記と同じく、4年程前に、仕事で自治体に雇われていた頃、最初はある程度地域の人がついて、一緒に地域を盛り上げる企画を考え、実践していたが、他人に予定の一部を任せることで、相手が予定通りに動いてくれなかった時に、全体の予定がずれいてくという経験をした。相手が予定通りに動けなかった時に、自分が動くということをあまり考えていなかった点について反省し、それ以来、なるべく自分一人で企画や目標を立て、もし他人に頼ることがあっても、最悪の場合に自分一人で回せる準備と、最後までそれをやり遂げる覚悟が身についた。
Initiative