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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

博士後期課程での研究生活の中で、研究室全体の仕事ばかりに注力してしまい、自らの研究を進めることを怠っていた時期がありました。それを研究室の先輩に指摘していただき、スケジュール管理のノウハウを教えていただきました。自分が研究室にいる間の時間の使い方を可視化し、予定を立てながら複数の仕事を各時間に振り分けて取り組む意識をしました。それからは自分自身の時間の使い方への理解が深まったとともに、一日の時間の使い方をとてもよく考えるようになりました。また予定通りに仕事を進めるために仕事への取り組み方も改善されたと思います。

Multitasking

学部生時代、教職×2、学芸員、サークル×4、バイト×3などの複数の学業、仕事をこなしていた。どのコミュニティに行ってもある程度率いる側の立場を任せられることも多かった。なぜそんなにたくさん抱えても大丈夫なのかと聞かれることが多かった。ということから、スケジュール管理をしながら、マルチタスクする力がついていることが強みだと分かった。

Multitasking

研究室に所属するようになり、1年8ヶ月間研究する中で、毎日が忙しく、こなさなければならない資料、継続的に合成を行う必要があるなど、強制的にマルチタスキングが必要とされる環境だったからこそ、その能力は培われたように思います。

Multitasking

大学4回生の時に、すべての学部の自治会をまとめる代表者となった。同時期に研究室に配属され、平日は毎日学校に行って研究を行った。自治活動の方では、これまであまり注力されていなかった活動基盤の醸成に力を入れ、毎週3、4回他学部の自治会や関係者と会議を行い、現状の把握と活動基盤を作るために尽力した。研究活動では、資料や文献を読み知識を広げるだけでなく、先輩や先生を話し合いを行うことで、研究の方向性を決め、毎日実験を行った。このように研究者と自治活動の代表者という二足の草鞋を履いたため、計画性を持ってたくさんのタスクを同時並行でこなしていく力がついた。

Multitasking

ひとつのことにじっくり取り組めていた学部とは異なり、複数の課題を大量に出されたり、試験期間が重複することで、否応なしにマルチタスクを強いられることになった。しかし、タスクの優先順位をつけ、どのような時間になにをするかを考えることにより、比較的勉強で苦労することの多かったなかでも、どうにか悪くはない成績を出すことができた。

Multitasking

大学院進学を決意した時期が遅かったというのもあり、正課の授業を受講しつつ、大学院進学のための自習や、進学のために必要な授業の履修を進めた。これらは、それぞれまったく無関係の課題ではないものの、こなさなければならない課題の量が非常に多かったため、計画を立てて、バランスよく取り組むように心がけた。特に、大学院進学に当たっては、自分一人で勉強するのではなく、友人と自主ゼミを組んだり、先生方に答案を見ていただいたりすることで、演習に励んだ。その結果、すべての受験した大学院に合格することができたわけではないが、大学院進学を達成することが出来た。

Multitasking

関西学生ラクロスリーグの自主運営活動。自分自身もラクロス選手として参加しながら、学生連盟副委員長として他大学の仲間と連携し、運営も両立させた。選手としては関西学生リーグ1部昇格の目標達成を果たし、学生連盟としても200人を超える運営メンバーを統括し学生リーグの円滑な運営、そして広報活動の活性化に貢献することができた。

Multitasking

小学生の頃から私は水泳やサッカー、そろばんなど毎週の拘束時間が長い習い事をさせて貰っていたため、それらを効率よく回さなければ友人と遊ぶ時間がなかった。その上、物心ついたときから父の愛読していた少年ジャンプを読むことや、友人の話についていくために、ゲームを進める必要があるなど、さらなる時間的制約があった為、それらを同時並行するマルチタスク能力を身に着けた。

Multitasking

私は大学入学当時から複数のアルバイトを掛け持ちながら、サークル活動や研究にも打ち込んできました。限られた時間の中で、効率よくタスクをこなすために、スケジュール管理や優先順位付けを徹底しました。これらの経験を通して、マルチタスク能力が自然と身についたと感じています。特に、試験前夜には、複数の教科を同時に復習しながら、友人からの相談に乗るなど、限られた時間の中で最大限の成果を出すために工夫を重ねていました。

Multitasking