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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

大学一回生の頃、自分の意思で決めた進学先でなかったことから、半期一度も授業に出席することなく、授業単位を多く落としたことがあった。大学を中退しようかという考えもよぎったが、集団に所属していないことへの不安がまさり、大学に再び通うことにした。当初は、学ぶ内容に興味がなく、意欲的ではなかったが、課題提出の管理や、自身の完璧主義を取り払いながら、学生生活を送るよう、工夫した。留年はしたくないと、学業に重きを置いた結果、西園寺奨学金を複数回いただけるまでに至ったことで自信がついた。

Resilience

留学生としてはじめて今まで生活したところと違う場所で一人暮らします。昔から受けた教育には、何にも完璧で完成したらよいだということです。そのため、自分の失敗は納得できないことです。ですが、日本の大学院に入ると、いろんなことを勉強しました。今はぜんぜんそう考えていません。困ったことでもいい、失敗したことでもいい、それは人生の貴重な経験です。

Resilience

大学受験に失敗したときに、当時の高校の先生に気にかけてもらっていたので卒業前に多くの話をした。その中で、先生に多くのアドバイスをいただいた。その中の一つに「どこに行くかではなくて、自分がそこで何をできたのか」が重要だと教えていただいてからその言葉がそれ以降の行動をするきっかけとなった。その結果、力が身についたように思う。

Resilience

ボランティアや仕事の場面で、失敗の中にたくさんのヒントがあったり、自分の願いがあったりすることがわかり、それを違う思いで壊していることも確認でき、その後悔を生き直すという生き方をボランティアの主催の先生から教わった。

Resilience

これも同様に学部時代に立命館大学ロボット技術研究科に所属して、ロボットを作る中で、様々な部員たちと関わりチームの中で仲間とうまく連携して成長する方法を学ぶことができたと考えています。具体的にはチームの中でロボットコンテストに参加することを決め、その実現のために話し合いを行なって全員で行動計画を立てたり、課内活動がある中でうまく役割分担をしてロボットの制作を進めて行った事などから、これらの力を養うことができたのではないかと考えています。そしてうまくいかない時にでも問題解決を図る姿勢を得られました。

Resilience

研究活動はほぼ一人で実験や資料作成、下調べを行い、その結果を指導教官に相談・報告するが、アルバイト先の仕事は全てが一人では完結できない仕事であり、連携の取り方が自身にとって難しい課題であった。仕事を覚えるにもすべて口頭で伝えられるために、最初は間違っていることにも気づけないことばかりであったが、職場の人たちが根気強く向き合ってくれたこと、そもそも間違っていればより良い方法を提案するような流動的な職場であることが分かってからは、連携を取りやすくなり、自分から改善案を提案できるようになった。

Resilience

地元の商店街のレンタルカフェスペースをお借りして、毎月3回ほどボードゲームカフェを運営した経験から。始めの数ヶ月は来客数が少なかったが、そこから諦めずに、1人1人のお客様との対話を大切にし、お客様の楽しみたい気持ちを読み取り、応える工夫を重ねた。さらに、お客様からこのカフェの魅力や改善点を伺い、毎回運営に反映した。その結果、お客様からの紹介で来客数が増え、2年目からは毎回満席となった。この経験から困難な状況でも学び続け、諦めずに改善し続ける能力が身についたと考えた。

Resilience

研究活動を行う中で学会参加に伴い指導教員の先生にマンツーマンで指導していただいたときに自分の未熟さを痛感しました。しかし、学会に参加するのが自分一人ではなく、先輩と一緒に参加していたので、お互いに励ましあい指摘しあうことで理解を深めることが出来た。その経験を通じて精神的・身体的にしんどい場面であきらめないタフさが身についたと思う。

Resilience

 仕事において部下との接し方や取り組み方で悩んでいる際に同じM1の方からアドバイスをいただきました。内容としては講義で扱った戦略や人的資源管理などの手法を交えて励まし合うことで納得感を持って挑戦していく姿勢が蘇りました。

Resilience