Episode
立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。
※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。
コンピテンシー
エピソード
大学2年生の春学期に履修した「データ構造とアルゴリズム」の授業では、学び始めの段階で出てきた「連結リスト」という概念をなかなか理解できず、それが原因で後の内容もあまり理解できない状況が続きました。この問題を解決するため、私はインターネットで連結リストに関する多くの資料を調べ、自分なりに一生懸命取り組みました。その結果、ついにこの概念を理解することができ、後のデータ構造とアルゴリズムの学習においての基盤をしっかりと築くことができました。
Resilience
テニスコーチのアルバイトをしている時、自分の思うようにレッスンができなかった。そこでヘッドコーチから自分のことばかり考えていても伸びないからお客様をしっかり分析しなさいと言われた。そこから立ち直り、良いレッスンが提供できるようになった。
Resilience
10月付近での新チーム体制で起こった、勝てない状況に直面し、最上回生である自分に責任を感じており、同期となにを根本的に変えて何を変えずに進んでいくかを検討した。その際に自分の意見や他人の意見を聞いて受け入れることで、自分には見えてないチーム状況や各々が感じている景色を知れたことがとても良かった。
Resilience
サークル活動でチームメンバーのモチベーションに差が生まれ、一致団結して練習できない期間があったが、自分がキャプテンとしてメンバーに声をかけたり、練習メニューを新しく考えたりして目標に向かえた。
Resilience
私はセカンドストリートというリサイクルショップでアルバイトをしており、接客だけでなくお客様からの買取も行っております。買取業務を行う上で、商品の状態や各ブランドの市場価値を判断する必要があります。もちろん買取業務のマニュアルはあるのですが、マニュアルに記載されていないブランドは自身で価格設定する必要があります。また、一つ一つマニュアルに沿って判断していれば時間がかかってしまいます。実際に買取業務始めたては先輩方とのタスクスピードの違いに驚きました。お客様を待たせないためにも素早く丁寧に業務を行いたいと思いました。特に私はレディースのブランドやマニュアル外の価格設定に苦戦しました。そこで私は、レディースの商品を販売している店舗に行き、レディースブランドの確認や各ブランドの手触りと素材の確認を行いました。その結果、レディースのブランドではマニュアルを使わずとも商品の手触りやブランドで判別することができ、お客様を以前よりも待たせずに素早く買取業務を終えることができるようになりました。また、マニュアル外の価格設定ではお客様の持ち込み数の多いブランドの年代判別や流行りなどを古着屋に行って情報収集することで買取業務の効率化を図ることができました。
Resilience
大学1年生の時に、第一志望の国立大学の入試に失敗してしまい、現在の大学に入学したことだ。 第一志望の大学で受けたかった政治とメディアに関する講義や、新聞記者の体験をできるカリキュラムを履修できなかったことに悔しさを感じ、再受験を検討していた。しかし、そんな中でもまずは今目の前にある講義を真剣に受けようとしていたところ、政治学の教授が3年次以上向けに政治とメディアの講義を開講していること、またそれを専門にしているゼミがあることを知った。他にも調べていくうちに、他学部の授業を履修できる仕組みがあることを知り、法学部ではなくてもメディアに関係している授業を積極的に履修した。さらに、友人からの紹介で学内に新聞社があることを知り、その活動に参加することもできた。 これらの行動を経て、与えられた環境内で自分から積極的に行動を起こすことで、最大限に自分を成長させられることを学び、この大学で頑張っていこうという決断ができた。
Resilience
かつて、私は失敗することが嫌でした。それゆえ、失敗したときはその結果を隠し、逃げることばかり考えていました。高校生の時、私が通っている予備校の先生が自身の失敗を語ってくれました。そして、その経験が今に活きていることを語ってくれました。私は「失敗をしても良い。それをいかに将来に活かすかが大事」と思うようになりました。高校卒業後、とある英語の学習参考書のあとがきに「成功より成長を」という言葉が書いてあることに気づきました。以来、この言葉をスローガンにすることにより、失敗を恐れず挑戦する精神が身につきました。そして、失敗しても、逃げ隠れせずに結果と向き合って成長の機会にするようになりました。
Resilience
私は大事な場面で失敗することがよくある。また自分の不注意で自分や周りを困らせてしまう。高校生まではそんな自分が嫌いで失敗するたびにダメな自分だと思い立ち直ることが難しかった。しかし大学生になり大学やアルバイト先など活動の場が広がり様々な人と出会う中で、ふと失敗ばかりしてしまう自分も個性があり、そこから学べることもたくさんあると考えることができるようになった。その結果、困ったことや失敗が生じても直ぐに気持ちを切り替え前向きに捉えることが可能になった。このようにネガティブなことも柔軟に考えることで立ち直れるようになった。
Resilience
昨年度の入試広報学生スタッフでの活動で、統括というポジションに惜しくもつくことができないことを経験しました。しかし、そのことを悔やむのはではなく自信のいる立ち位置やするべきこと・できることを意識してた1年間やり切ることができたこと。
Resilience