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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

大学生活での学習面において、自分ならできると信じ続けることで複数の資格を効率よく取得することができた。〔宅地建物取引士、敷金診断士、日商簿記2級、TOEIC870、IELTS6.5、(貸金業務取扱主任者、結果待ちだがおそらく合格)〕また、それらはマルチタスクの一面でもあるが、根本的には自分のこれまでの部活動と学業の両立など自分の実力をよく理解した上で達成することができたと思う。

Self-efficacy

自分が大学受験をしたとき、「絶対に〇〇を学びたい」、「大阪にある大学に行きたい(受験の時は東京に住んでいた)」と最初から決めておいた。そこで、立命館大学を第一志望としていた。しかし、一回目の日本留学試験(共通試験みたい)で失敗してしまったので、その点数で立命館に合格しにくいだと先生に言われたけど、2ヶ月間に志望理由をきちんと書いて、面接の準備をして、意外と早い段階で一番行きたかった大学に合格した。

Self-efficacy

これも中学,高校時代に部活動(陸上部)で大会に向けがんばって結果が出た時の経験がきっかけで身についた。練習をすれば力がついて、結果が出るようになると自信がついた。高校になるとうまくいくことばかりでは無くなったが、自分の性格を見直して考え方や行動を変えることで再び上手く走れるようになった。自分や仲間を信じて努力すれば結果が出るという自信がついた。

Self-efficacy

調剤薬局で受付をするバイト中のこと。その仕事を始めてすぐだったこともあり作業がおぼつかない中、ベテランのパートさんが休憩に行ってしまっている間にお客さんがたくさん来店し、ほとんどワンオペのような形になってしまった。焦りや不安からまったく仕事を回すことができておらず、「いつまで待たせるんだ!」と声を荒げるお客さんも出てきた。もともとマイペースで動作が他人よりも遅い私は人が怒っているという状況に手が震えて泣きそうになってしまった。しかし、私はいくら今の状況に嘆いても何も変わらないと思った。それにいままで、どんなに動作がおぼつかなくても、遅くても、一つひとつ積み重ねコツコツ頑張ってきた自分のことを信じて頑張る方が前向きだとも思った。そして、仕事を一つひとつ取り組んだ結果、私はその状況を打破することができた。これが私の思う、コンピテンシーが身についた出来事である。

Self-efficacy

高校1年生の頃に精神的に苦しいことが重なって鬱になってしまい、高校3年生の春まで学校にもまともに行けていなかった。一日ベッドから出ないことなども多く、他者との関わりも少なくなったため、ベッドの中で考えるのは自ずと自分の将来や内面についてだった。自分はどうして今のような状態になってしまったのか、自分はこの先どうすればいいのか、そもそも自分はどんな人間なのか、と深く考えるうちに自然と自己への理解が深まっていった。もともと自己肯定感が高く前向きな性格だったのも幸いして、深い自己理解を通して高校3年生からは学校に行けるようになった。そのような状態から立ち直った自分を誇りに思い、人並み以上に自分を信じることができている。

Self-efficacy

自分がどのような人間であるかについて深く考えるようになったきっかけは、およそ半年前に「16 Personalities」による性格診断を試してみたことです。これは「MBTI診断」などと呼ばれ、流行していたものであるようです。この診断結果に基づいてメタ認知を行ってみると思いのほかその型にはまった行動をしていることが多く、「自分とは」や「他人はどんなタイプなのか」といったテーマを考えながら生きることが多くなりました。

Self-efficacy

コミュニケーション実習で自分の考えがなぜそのように考えたのかを分析しようとした時、自分が思っているよりも自分自身の性格や性質から納得する答えを得られた時。また、普段の生活でなんらかの失敗をした時、それがなぜ起こったのかを自分の性格も原因として分析できるようになり、自分を客観的に見る事が以前よりもできると感じた時。

Self-efficacy

大学1年の春セメの時、zoom上で色々な企業の社長や年上の先輩と話す中で、自分がいつも心配していることは自分以外にも全員が考えていることだと学んだ。その上で、全員に僕の分析をしてもらった結果、自己理解が足りないことに気付かされ、そこから一つ一つの行動を分析するようになった。

Self-efficacy

大学外で高校生向けのキャリアイベントを企画したり、自分が運営する学生団体で自己分析ゲームを作る中で、自分を見つめ直し、自身が大事にする価値観とは何なのかを深く考える機会があり、そこで自分がどういう人かを理解し、自分を信じられるようになった。

Self-efficacy