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Episode

立命館学園が育む8つのコンピテンシー。
それらがどのように日々の経験を通して育まれるのか、多様なエピソードを通してご紹介します。

※これらのエピソードは、2024年度に実施した「立命館学園コンピテンシー・フレームワークに関する全学園調査」において、実際に児童・生徒・大学生および大学院生から寄せられたものから、個人が特定されうる情報を除去・加工したものを掲載しています。

大学受験予備校の模試において理科科目で上位の成績をとったということで形として学力が現れるようになったのだが、元々高校時代は全国屈指の進学校だったということもあり落ちこぼれだったし、成績もなかなか伸びずどんな勉強をすればいいのかわからなかったりして落ち込んだこともあったが、努力をコツコツと積み重ねたことで、医学部受験には失敗したものの今では科学的な思考がしっかり身に付いている。これをもとに医学部への進学という一つ思いを胸に秘め実現を日々目指している。

Understanding

高校生の頃から心理学に興味を持ち始め、初めは心をどう捉えるのか疑問に思っていたが、調べたりオープンキャンパスの模擬授業を受けるうちに、心理学は心を科学的に捉えるという前提があることを知り、その頃から何事にも科学的な視点を持つようになった。心は脳の働きによって左右され、その人の行動から心の動きを観察するなど、科学的に心を調べることができるということを知った。また、日常の学校生活でも何か議論をする際に感情と事実を区別して話を進めるようになった。クラス内で言い争いが起こったり、意見が対立するような場面では冷静に判断するように感情的にならずに話を進めるようにした。

Understanding

もともと知的好奇心が高いこともあり、学校で学ぶ様々なことに対して「なぜそうなるのか」と頭の中で考える癖があったのだが、中学生の時にそのような問いが重要であると先生に教わってから、興味のあることについて深掘りしていこうという姿勢で授業や学習に臨むようになり、このような思考の変化が理解力の向上に一役買ったと思う。また、私の知的好奇心に制限がかからないよう、両親が学びに集中しやすい環境を整えてくれたことも大きかった。

Understanding

もともと科学的に考えるほうが得意なタイプではあるが、より自分がそうであると感じたのは大学で文学や哲学について学ぶようになってからのことだ。どんな作品においても心情や人情で見るよりも、事実に基づいて考えるほうが納得しやすいとわかった。

Understanding

科学と人間生活の授業を通して、自分で考え実験として行動に移す大切さを学んだ。それとともに毎授業振り返りの機会があることで、考えを固めることができるようになった。具体的には、化学の実験で、自主的に化学反応式を立てて結果を予想しながら授業の実験をすると、これまでの知識を応用した科学的な考え方ができているなと実感した。

Understanding

勉強をするのに問題集を解いていてわからない問題があった時に、以前は真っ先に先生に聞いたりしていた。しかし、ある時先生に「一回自分で解答見て考えてみな。お前ならできるから。」と言われ、それからそうするようにしたら自分で理解することができる回数が増えていき、はやくもなっていった。

Understanding

中学校でディベートをしている時に話が逸れて、感情論のような話になった。その時に私はつまらなく感じてしまった。そこで、こういった感情的な話よりも科学的で論理的なものを好むとわかり、化学的に理解する能力が高まった。

Understanding

自分が定期的に参加しているプログラミングの大会でのプレゼンテーションの成績や発表内容を振り返った時、自分の気持ちや考えだけでなく、科学的な根拠をもって説明することの大切さを知り、成長することができたなと振り返りました。

Understanding

今まで自分は割と感情を重視するタイプだったのが、親に感情的に怒られすぎて論理も重視しないとと思うようになった。その時から何か問題が起こったら、まず簡潔に事態を整理してから考えることを重視してきたから。

Understanding