2020.03.16「教育と学費を考える集い」のご報告

 毎年、恒例となっております「教育と学費を考える集い」を2020年2月15日(土)11時30分より大会議室にて開催いたしました。「教育と学費を考える集い」は保護者の皆様へ事前アンケートを行い、三つの質問にご回答いただいております。一つ目は、「立命館中学校・高等学校の教育について満足していますか」、二つ目は「今の教育と学費はバランスがとれていると思いますか」という質問で、三つ目は意見や要望を自由に記入するという形です。

 アンケート結果とご意見を集約し、学園へ質問状を提出し、それに対する意見交換を行い、全体に対する要望書を学園へ提出するというのが本事業の流れとなっております。
 アンケートにおいては、合計326通のご回答をいただき、当日の参加人数も保護者・教職員合わせて44名の方にお集まりいただき、良い情報交換の場となりました。

 当日は各家庭に配られている「2019年度 教育の現状と課題」をもとに、執行部の先生方よりご説明をいただき、保護者の皆様からのご意見を基に作成した質問事項に対して先生方からご回答をいただきました。質問においては、いくつかのカテゴリーに分け、ご回答の方も執行部の先生方より、たいへん丁寧にわかりやすくご説明いただきました。

 「次年度よりICTを活用した先進的な教育を行う」といったことや、数年にわたり要望のあった「入学金や学費を振り込む金融機関を複数にして京都府以外からも手続きをしやすくして欲しい」ということについても、次年度から改善されるという回答がありました。

 そして、会の後半にある質疑応答時間においては、保護者の皆様から積極的にご質問があり、今後の検討事項もふまえて、それぞれにご回答いただけたので非常に有意義な時間となりました。
 このような事業は他校にはあまり見られないものであり、執行部の先生方へ保護者の皆様の何気ない疑問やちょっとした要望を投げかけ、ご回答いただけるということは、保護者の皆様にとって非常に安心感のあるものだと考えます。

 本事業は、先生方との対話事業として、とても重要なものであり、子どもたちの教育につながる非常に大事な意見交換の場です。今後においても、本事業に限らずPTAとして、より多くの「交流のできる場」を作ってまいります。保護者の皆様には可能な限りご参加・ご協力をいただきますようお願いいたします。


ご参加の方からの一言感想
★始めて参加させていただきました。現状を知り課題が浮き彫りになることが、まずは前進の第一歩だと感じました。保護者も学校任せではなく、共に子どもの育ちを見守り、サポートしてゆきたいと思います。

★いろいろな意見が出て、親も先生も熱心な意見交換の場に参加することができました。
このような場が必要だと感じました。充実した時間でした。

アンケート結果(総提出数 326通)
➀立命館中・高の学校教育について満足していますか
                    回答数
 とても満足             53
 まぁ満足している         184
 どちらともいえない         58
 どちらかといえば満足していない   20
 満足していない           11


②今の教育と学費はバランスが取れていると思いますか
                  回答数
 取れていると思う          27
 まぁ取れていると思う       119
 どちらともいえない        111
 どちらかといえば取れていない    42
 取れていない            27

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