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研究者育成の環境

薬学研究科では、以下に示す3つの項目に基づいたサポートを推進。
大学院生が日々充実した研究活動に取り組める環境を整えるとともに、
修了後には希望する進路で存分に活躍できるように支援しています。

施設・設備

研究・設備

薬学部・薬学研究科の基本棟であるサイエンスコアを中心に充実した研究環境を整えています。卒業研究室、共通施設(低温室、暗室、共通機器室等)、動物飼養施設、学生実習室、模擬臨床実習施設(模擬薬局、模擬病室)、演習室等を整備するとともに、隣接して薬草園を整備しています。また、一部施設(バイオリンク、コラーニングハウス2)にも薬学部関連施設を置き、化学系実習、生物系実習、医療・臨床系実習等に十分な機器・備品を整備しています。

図書および雑誌

本学には、図書館施設として、びわこ・くさつキャンパスにメディアセンター(自然科学系図書館)、メディアライブラリー(社会科学系図書館)、衣笠キャンパスに平井嘉一郎記念図書館、修学館リサーチライブラリー、人文系文献資料室、朱雀キャンパスに朱雀リサーチライブラリー、大阪いばらきキャンパスにOICライブラリーをそれぞれ設置しています。

グローバルな取り組み

薬科学専攻博士課程前期課程では、研究の実践的応用として、国内外での学会やシンポジウムにて口頭発表やポスター発表を行うことを奨励しています。このため英語でのコミュニケーションやプレゼンテーションなどアクティブラーニング型の教育を行う科目(「専門英語」、「技術者実践英語特論」)を配置しています。「専門英語」では、科学論文の構成や特徴、プレゼンテーションに用いられる表現やスキルを講義形式で学び、演習形式で実践を通じたスキルの習得と向上を行います。一方、「技術者実践英語特論」では、本学理工学研究科等と協力して、GRGP(Global-ready Graduate Program)を通じ、海外での研究やインターンシップを想定したグループワーク等によりプレゼンテーションと英語コミュニケーションについて学びます。また研究留学の準備に必要なカバーレターやレジュメを準備するためのライティングスキルを身につけることを可能としています。

GRGP(Global-ready Graduate Program)の構成

※理工学研究科のページに移動します

研究サポート

立命館大学では、研究活動等を促進するための奨学金・研究助成制度の充実はもちろん、授業料減免をはじめとする経済的な支援や、国際学会発表・海外での研究活動といった目的別に活用できる奨学金・助成制度などを多数用意し研究のサポートを行っています。

就職・進路

大学院生のキャリアパス形成支援の取り組みについて有機的かつ一体的な連携を行うため、立命館大学大学院キャリアパス推進室を設置し、大学院の人材育成目的の達成およびキャリアパスの明確化についての支援を実施しています。
このほか、修了者・満期退学者の進路・就職状況の把握、日本学術振興会特別研究員の申請支援、キャリアパス形成に資する、「研究・教育・専門性の向上」「キャリア開発力の向上」「社会課題解決力の向上」を目的としたセミナーの開催等、多様な取り組みも進めています。