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研究内容・教員紹介

生物系薬学

免疫微生物学研究室

貪食細胞による異物認識機構の解明

私たちは、免疫細胞のなかでも特にマクロファージや樹状細胞といった貪食細胞の異物(非自己)認識機構についての研究を中心に進めています。貪食細胞は生体内に侵入してきた様々な病原微生物を食べること(normal phagocytosis)によって感染症から身を守る一方で、ある種の結晶粒子を食べてストレスを感じること(frustrated phagocytosis)によって、慢性炎症や癌を引き起こします。これら疾患の病態を理解するために、私たちは遺伝子スクリーニング、バイオインフォマティクス、モデルマウス、モノクローナル抗体作製等を通じてnormal phagocytosisとfrustrated phagocytosisの分子機構を明らかにすることを目標としています。そして得られた知見を基に新たなバイオ医薬品の創出を目指します。

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