立命館大学 生命科学部/薬学部

バイオインフォマティクス

バイオインフォマティクスとは生命現象を情報の流れとみなし、情報科学の方法を基礎として生命現象を理解しようとする生物学の一分野のことで、生命情報学ともいいます。ヒトの全DNA塩基配列(4つの塩基ATGCの並び方)すなわちヒトゲノムが完全に解読されました。今後は全塩基配列情報から生命の営みに関する情報を抽出し生命を理解することがバイオインフォマティクスの目標となります。そのためには、コンピュータを用いた塩基配列やタンパクのアミノ酸配列の膨大な情報の解析が必要であり、データベースの活用が非常に重要になってきています。またタンパクの構造解析やタンパク同士の相互作用の解析もバイオインフォマティクスの重要な分野となっています。