「タイ放浪記 −旅行では味わえないタイの魅力(?)−」
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第1回 プロローグ

文部科学省のプロジェクト、JSPS(日本・タイ国際研究プロジェクト)に立命館大学が参加したのは、今から4年前、1997年である。幸か不幸か、私もこのJSPSプロジェクトに参加することになったのである。

はじめてタイに行ったのは、今から3年前の8月。同じアジアとはいえ、正直、文化や習慣の違いに驚いたのを鮮明に覚えている。

二や三人乗りで爆走していくバイク(日本でいうカブ)、幼少のころ憧れた20年、30年落ちの日本製の車がいたるところ、現役バリバリで走っている姿は、やはり外国であった。

レストランに行けば、中型の犬が徘徊する姿。ハエや蚊はあたりまえ。ホテル(大学内の宿舎)に帰ればヤモリのお出迎え・・・。すべて異国であったことを思い出す。

今回、タイへの訪問は、3度目を数える。

「タイは、好きだとは言えないが、やはりそれなりの魅力があるから3度も訪問するのだ!」と自分に言い聞かせての渡タイである。

今までと違い、今回は、タイ・チェンマイ大学からの招聘である。タイ政府から給与もでる。しかし、1ヶ月以上の滞在が要求される。しかも、今回は完全に一人旅である。どうなることやら・・・。

ここでは、タイの紹介を兼ねて、「タイ放浪記 −旅行では味わえないタイの魅力(?)−」をお届けしたい。時間の都合上、気が向いたときに適宜追加していくので、その点はお許しいただきたい。



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Last Up Date: 2002.12.1