第112回ミニ企画展示
原発設置をめぐる住民投票実現までの軌跡
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開催趣旨
1960年代半頃に東北電力が設置を発表し、2003年に正式に計画が撤回された新潟県の巻原子力発電所は、住民投票の結果、計画が白紙となった事例のひとつです。
これまで町長や町会議員に町政を任せる代議制が当たり前と考えてきた地域住民が、原発設置をめぐり、民主主義の原点である「住民投票」という手段で地域の将来を左右する問題を解決しようと主体的に動きました。
本展では、これら住民運動の軌跡を写真と年表、当時のビラや折り込み広告などの資料で振り返ります。それぞれの立場で運動に取り組む住民の姿や町の様子を紹介し、民意が社会を動かす力になることを、改めて考えるきっかけになることを期待します。
会 期 | 2018年1月13日(土)~1月28日(日) |
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会 場 | 立命館大学国際平和ミュージアム 2階常設展示室内 |
時 間 | 9:30~16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 月曜日 |
参観料 | 大人400円(350円)、中・高生300円(250円)、小学生200円(150円) ※ 地階受付または特別展受付で見学資料費をお支払いください。 |
主 催 | 巻原発住民投票から20年 明日の巻地域を考える会(代表 中村正紀) |
共 催 | 立命館大学国際平和ミュージアム |