昭和20年の中学生展
開催趣旨
第二次世界大戦時、日本は国の全精力を戦争に注ぎ込みました。現在の中高生に当たる子供たちも、国民学校、女学校、中学校、青年学校などさまざまな学校に通いながら、戦争を正当化し、協力するような教育を受けていました。また、戦争末期になると軍需工場や農作業、建物疎開などの労働にも動員されました。国家総動員体制のもと、学ぶことを奪われ、生産現場などに動員された子どもたちにとってその作業や生活は過酷な経験でした。銃後は、これら勤労動員学徒たちによっても支えられていたのです。ひたすら労働に奉仕した結果、空襲や天災、事故などで短い生涯を終えた子どもたちも数多く存在します。
会 期 | 2008年11月21日(金)~12月21日(日) |
---|---|
休館日 | 月曜日(11月24日・12月1日・12月8日・12月15日)
|
展示資料 | 学校の教科書や備品など当時の学校の様子を伝える資料と、その中で生きた子どもたち一人一人の様子を伝える資料約200点 |
会 場 | 立命館大学国際平和ミュージアム 中野記念ホール |
参観料 | 大人400円(350円)、中・高生300円(250円)、小学生200円(150円) |
主 催 | 立命館大学国際平和ミュージアム |
後 援 | 京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都市内博物館施設連絡協議会、NHK京都放送局、KBS京都、朝日新聞社、京都新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、α-STATION FM KYOTO、FM79.7京都三条ラジオカフェ |
関連イベント | 昭和20年、中学生だった方に当時をふりかえり体験をお話いただきます。 |
関連イベント![]() |
小さな音楽会 |