立命館大学国際平和ミュージアムは1992年に、世界で初めての大学立の平和博物館として設立されました。毎年約4万人が訪れ、特に2006年度は46477人と過去最高の来館者を記録しました。今年度も6月までの来館者は15677人を数えています。2005年には展示のリニューアルを行い、地球上の全ての人びとが、「人間らしく」生きるとは一体どういうことなのか?戦争をなくすことはもちろん、戦争がなければ平和なのか?というテーマで2階展示室を設けました。さらに年に3〜4回の特別展を開催し、その他親子企画など様々なイベントを行っています。

今夏のイベントとしては、ミュージアムを会場として、毎年恒例の「平和のための京都の戦争展」が、7月31日(火)〜8月6日(月)に開催されます。また、9月9日(日)には講演会「ビキニ被ばく島民の悲劇と核廃絶への道」:講師 豊崎博光氏 が開催されますので、ぜひ参加してみてください。

秋に開催の「世界報道写真展2007」は、世界約50カ国を巡回する写真展で、1995年から立命館大学国際平和ミュージアムでも毎年開催しています。この展覧会は、戦争・暴力を始めとする社会的諸現象から、文化・スポーツ、アート、自然など、地球上に生起する様々な事象を、世界の優れたフォトジャーナリストたちが写真に収め発信するものです。現場から遠く離れ住む私たちが、最高の技術と取材力を持って撮影された作品の数々を通じて、「地球の今」を共有できる絶好の機会です。
なお、世界報道写真展は立命館大学国際平和ミュージアムでの開催だけではなく、BKCとAPUでの開催を予定しております。立命館大学で学ぶ学生は学生証提示により無料で入館できるので、この機会にぜひ平和について考えてみましょう! 

 

イベント案内

「げんばくって何?−ヒロシマ・ナガサキ・キョウト」
7月26日(木)〜8月31日(金)
国際平和ミュージアム2階 ミニ企画展示室
 
「第27回 平和のための京都の戦争展」
7月31日(火)〜8月6日(月)
立命館大学国際平和ミュージアム 1階中野記念ホール・ロビー他
 
「ビキニ被ばく島民の悲劇と核廃絶への道」 講師 豊崎博光氏
9月9日(日) 13:00〜14:30
国際平和ミュージアム2階ミュージアム会議室 (申込不要)
世界各地の核被害をカメラを通して見据えてきた演者が、「目に見えない放射能禍」を告発する。いやおうなく核時代に生きている私たちが核の被害を免れる道は何なのか? 自らの作品を紹介しながら語る迫真の「現代放射能黒書」。
 
「世界報道写真展日程」
10月11日(木)〜10月21日(日)BKC(立命館大学びわこ・くさつキャンパス)
10月23日(火)〜11月11日(日)衣笠(国際平和ミュージアム)
11月14日(水)〜11月30日(金)APU(立命館アジア太平洋大学)

 

 

参考資料 → 立命館大学国際平和ミュージアム ホームページ
立命館大学生は学生証提示で、無料入館が可能!
開館時間:9:30〜16:30(入館は16:00まで)
休館日:月曜日 9月1日(土)〜9月7日(金)は休館

 

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