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金刃憲人(かねと のりひと)
2007年3月立命館大学産業社会学部卒業
2006年度 硬式野球部副将
金刃憲人
一度だけのチャンス、新人王を狙う。
2007年度プロ野球が開幕した。
この春、産業社会学部を卒業し、読売ジャイアンツに入団した金刃憲人(かねと のりひと)選手が
4月4日の中日ドラゴンズ戦で初登板。初勝利は逃したものの5回3分の1を投げ自責点2の好投を見せ、さらなる活躍が期待されている。
金刃さんは在学中硬式野球部に所属し、3年生時にはノーヒットノーラン(リーグ史上23人目)を達成するなどエースとして活躍。
3月22日に行われた立命館大学卒業式では硬式野球部での活躍をたたえ、総長表彰が贈られた。
Q

ご卒業、そして総長表彰(全学卒業を代表し、在学中の功績に対して総長が表彰する)の受彰おめでとうございます。立命館大学では硬式野球部での活躍や、産業社会学部での学び、学生生活などいろいろな思い出があると思います。一番の思い出を教えてください。

金刃

立命館大学では多くのことを経験することができました。立命館大学は文武両道を達成できてこそ初めて認めてもらえる大学。卒業式では、硬式野球部での活動が認められ、正課や課外活動で功績を残した学生を総長が表彰する総長表彰を受賞しました。4年間の活動が認めてもらえたということで大変光栄に思っています。

大学での一番の思い出は、18回を投げて同点のまま再試合までもつれ込んだ4回生秋季の最後の立同戦。球数が増えても、早く終わりたいという気持ちはわかず、もっとみんなとプレーしたい、もっと投げていたいという気持ちでした。硬式野球部の寮生活では、何でも相談できる素晴らしいチームメイトと出会うことができました。この絆は一生の宝ものです。プロ野球の世界に進んでも大事にしていきたいと思っています。

Q

硬式野球部の松岡憲次監督によると、金刃さんはまじめで練習も自ら進んでやる選手とのこと。どっしりとした性格できっとプロでも活躍してくれるでしょうとおっしゃっていました。在学生や教職員、立命の校友のみなさんも期待しています。

金刃

大学時代から自主練習や走りこみなど、時間さえあればできるだけのことに取り組んできたという自負はあります。ジャイアンツのキャンプに参加して感じたことは、密度の濃さ。練習時間自体は大学のころと変化はないのですが、選手の意識が高く競争が激しい。そのような中で練習をしているので、確実に力がついていっているという実感があります。

オープン戦では阪神やヤクルトなどと対戦しました。プロの打者はみんなすごいなというのが印象です。その一方、ある程度通用するという感触も得ることができました。

まだストレートの球速が130キロ台で、最高のコンディションまで仕上げられていません。目標である新人王獲得に向けて、しっかり調整して一軍のマウンドに立ちたいと思います。

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