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石野倫寛(いしの・ともひろ)
法学部3回生
卓球部所属
石野倫寛
6月1日(金)から3日(日)にかけて開催された2007年度関西学生卓球選手権大会において、
卓球部の石野倫寛選手(法学部3回生)が男子シングルス、男子ダブルスの2種目において優勝し、創部初の2冠を達成した。
これにより10月の全日本学生卓球選手権大会への出場も決定し、
8月2日より開催される全日本大学対抗卓球選手権大会、現在6連覇中の関西学生リーグ(秋季)と合わせて、上位進出が期待される。
今回は創部初の2冠を達成し、シングルス・ダブルス共に立命館のエースとして期待される石野倫寛さんにお話を伺った。
Q

創部初の2冠達成、おめでとうございます。達成後の今の気持ちはいかがですか。

石野

とてもうれしいです。試合内容としては、優勝するまでにシングルス10試合、ダブルス8試合を3日間でこなす厳しい日程での試合となり、体力的にギリギリの状態でした。

1日目にダブルスのベスト8までとシングルスを2回戦まで行いました。2日目にはダブルスの決勝を行ったのですが、ダブルスの決勝後は体力を使い果たし軽い熱中症のような症状に見舞われてしまいました。体力的にも精神的にも限界の状況の中、何とか最後まで踏ん張ることができ、まずダブルスの優勝を手に入れたことは、大きな経験と自信になったと思います。もともとダブルスは好きで、昨年の全日本学生卓球選手権大会でもベスト8に入れたので、自信はありました。特に準々決勝での立命館の同校対決は相手も力を持っているので、とても白熱した試合になりましたね。

シングルスの優勝に関しては、ダブルスの優勝が決まった後もそこで満足せずに戦い抜けたことと、最後まで勢いを持続できたことが、好成績につながったのだと思います。ただ、体力面、技術面、精神面でまだまだ課題が多いので、これからどんどん強化しないといけないなと感じています。普段から食生活には気をつけているので、十分に栄養を取ってしっかりトレーニングをしていきたいです。そして、「心技体」すべてを高いレベルに底上げし、常に全力を出し切れるような選手になりたいですね。

Q

これから秋季リーグや全国大会と試合が続きますが、それに向けた意気込みを教えてください。

石野

昨年は全日本学生卓球選手権大会でのダブルスでベスト8に入ったので、今年はそれ以上を目指したいです。シングルスでもベスト16以上を目標に置いています。やはり関東の大学のレベルは高いですが、関西学生卓球選手権大会での優勝の勢いを持続し上位へ進出したいです。

団体戦も、秋季リーグは現在6連覇中ですが、春季リーグは準優勝に終わってしまったので、油断せずに一戦一戦を大切に戦い、結果を残したいと思います。7連覇を達成し、全日本大学対抗卓球選手権大会でもベスト4以上に入ることが目標です。試合が続くと体力・精神力ともに厳しくなりますが、普段の練習から意識を高くもち、一日一日課題を克服して前進していきたいです。

私は大学入学時より「頑張ることに意味がある」ということを念頭に置き、人に胸を張って頑張っていると言えるくらい卓球を頑張ろうと取り組んできました。これからも自分に厳しく卓球に取り組み、全国で結果を残せる選手となりたいです。

取材・文辻 健太郎(経済学部4回生)
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