2006 摂南大学薬学部卒業 2008 摂南大学薬学研究科薬学専攻博士前期課程 修了 2011 摂南大学薬学研究科薬学専攻博士後期課程 修了
学生時代は博士課程までソフトボール部と実験を目一杯やらせてもらいました。座学より実験で手を動かして得られた結果から学ぶことが多く、劣等生の私には実験が先生そのものでした。ペプチドに生理活性はあるのかという大きなテーマをもらい、いつ寝ていたのかわからないほど研究室の仲間と騒ぎながら実験していた延長で今があると思います。
プリオンタンパク質の凝集メカニズムの解明
プリオンタンパク質由来フラグメントペプチドを用いたiPS細胞分化神経細胞への影響を研究しています。
凝集メカニズム解明に一歩でも近づくことができれば、アルツハイマー病をはじめとする神経変性疾患治療につながると考え、高齢化社会に貢献できればと考えています。
いろいろなことに興味をもって視野を広く
将来の目標を問われることが多いですし、明確な目標をもつというのは細かな課題を設定していく上で大切なことですが、私自身周りの心配をよそにそのときそのとき与えられた課題をクリアしていくうちに今の立ち位置にいるというのが正直なところです。 いろいろな人からたくさんの話を聞いて、いろいろなことに興味をもって視野を広げ、受け身ではなく、何か得られそうなものは全て吸収する気持ちで取り組んでもらえればどんな授業も見方が変わってくると思います。