2016年 大阪薬科大学 薬学部 薬学科 卒業 2022年 三重大学大学院 医学系研究科 生命医科学専攻 博士課程 修了
大学卒業後、大学病院にて薬剤師として勤務していた頃、臨床研究に携わったことがきっかけで、研究を始めました。その後さらに研究の力をつけたいと思い、大学院へ進学しました。大学院では、臨床におけるクリニカルクエスチョンに基づき、臨床と基礎研究を融合した研究に注力してまいりました。
クリニカルクエスチョンに基づいたドラッグリポジショニング研究
電子カルテやデータベースを用いた臨床研究と、マウスや細胞を用いた基礎研究を融合させた統合的アプローチにより、新規薬効の開発や相互作用メカニズム解明を行う。
基礎研究のみならず、薬剤師として臨床における事象を取り入れることで、現場への還元を意識し、より安全で有効な薬物治療を患者さんへ提供したいと思っています。
学生へのメッセージ
研究について、学生さんと一緒に作り上げていきたいです。 研究者を目指していない人でも、薬剤師として勤務後、学会発表や論文執筆する機会は多いため、卒業研究の中でこれらの経験を積んで、今後に活かしていただければと考えております。 また、些細なことでも学生さんがいつでも相談しやすい環境づくりを心がけていきたいです。 楽しく研究・勉強ができるように配慮していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。