小関素明「加藤周一の精神史――性愛、詩的言語とデモクラシー」(『立命館大学名文科学研究所紀要No.111』)
2017年3月
鷲巣力「丸山眞男宛加藤周一書簡・直後註」(『東京女子大学丸山眞男記念比較思想研究センター報告12号』)
2018年3月
鷲巣力「「加藤周一文庫」と加藤周一の方法」(『東京女子大学丸山眞男記念比較思想研究センター報告13号』)
2019年11月
半田侑子「加藤周一『青春ノート』から見るマチネ・ポエティク」(『感泣亭秋報十四』)
2021年3月
鷲巣力「二十世紀日本思想史への構想――松本礼二著『知識人の時代と丸山眞男』を読んで」(『東京女子大学丸山眞男記念比較思想研究センター報告16号』);
2021年12月
半田侑子「「日本文化の雑種性」の成立について」(『立命館大学人文科学研究所紀要No.129』)
2021年12月
彭佳紅「加藤周一の「時間」における構築――短篇小説集『幻想薔薇都市』を深読みして」(『東アジア比較文化研究20』(東アジア比較文化国際会議日本支部)
(6)他機関主催の講演会への参加
2017年
札幌大学主催「個人文庫をもつ大学 その意義と可能性」
講師=鷲巣力
演題=「活きた文庫を目指して――加藤周一文庫の現在と将来」(札幌大学)
2020年9月
日仏会館主催「加藤周一記念講演会」
講師=鷲巣力
演題=「なぜ「日本文学史序説」は書かれたのか?」(オンライン講演)
2020年12月
東京女子大学丸山眞男記念比較思想研究センター主催「公開研究会」
主題=松本礼二著『知識人の時代と丸山眞男――比較20世紀思想史の試み』(岩波書店、2019年)
参加=鷲巣力、オンライン討論会
2021年4月
北京大学東方大文学会主催講演会「加藤周一『日本文学史序説』はなぜ書かれたか」
講師=鷲巣力、オンライン
2021年7月
北京大学サマースクール主催講演会「加藤周一『日本文学史序説』はいかなる特徴をもつか」
講師=鷲巣力、オンライン
2022年3月
横光利一文学会主催講演会
講師=鷲巣力、演題「壮大な挑戦と平俗な蹉跌――加藤周一が見た横光利一」
(7)東京女子大学丸山眞男記念比較思想研究センターとの提携
※研究提携協定書締結(2017年12月)
2018年 第1回共同企画展示「君たちはこれからどう生きるか――丸山眞男と加藤周一から学ぶ」開催
2019年 第2回共同企画展示「〈おしゃべり〉から始まる民主主義」(2019年)
2020年 第3回共同企画展示「我を人と成せし者は映画――丸山も加藤も映画大好き」(2020年)
2021年~
2022年 第4回共同企画展示「知識人の自己形成――丸山眞男と加藤周一の場合」
(8)加藤周一文庫公開講読会
書物を精読することと、若手研究者の育成を目的として、学生・市民を対象とした講読会を2019年9月より開始しました。
講読会は加藤文庫のスタッフの報告と、その報告を基に議論を中心に進められます。
ひと月に一回、オンラインと対面の併用で行い、2022年1月現在19回目を数えます。
現在『羊の歌』を精読し、ほぼ3カ月かけて1章を読むペースで進めています。
参加者は徐々に増加し、現在常時60名以上の方が参加されています。