
ピエゾフォトトロニクスを用いた人工シナプス機能の創成
研究概要
高効率で低消費電力な信号処理システムである網膜と脳の仕組みをハードウエアで再現する研究が注目されています。本研究では「曲げやひずみにより光発電性能が増減する性質」および「光を繰り返し与える毎に光発電性能が高まる性質」を併せ持つフレキシブルな薄膜太陽電池を応用して、神経細胞同士の情報伝達の架け橋である「シナプス」の機能を再現します。光、ひずみや力といった刺激から学習できる柔らかい人工シナプスに挑戦します。
コメント
創発的研究支援事業に採択頂き大変嬉しく思います。いつも共に創意工夫し、研究に取り組んでくれている研究室の学生たちや、日頃よりご支援ご協力を頂いている皆様に感謝しています。はじまったばかりの研究ですが本事業を通して学生と共に自らも学ばせて頂き、様々な研究者と連携しながら、研究の種から大きな花を咲かせられるように全力で取り組みます。
