スポーツ健康科学部の基本棟、ラルカディアにあるスポーツパフォーマンス測定室のハイスピードカメラを使って、こどもたちのバッティングフォームを撮影。こどもたちは、たくさんの機械がある広い部屋に入ってびっくりした様子。そこで撮影された自分のフォームを見て、「こんな風になっているんだ！」と興味深そうに画面を覗いていました。途中から、新井・井端両選手も参加し、こどもたちは、プロの鋭いバッティングを見て、歓声をあげていました。その後、選手にバッティングフォームを見てもらい、中には、2人も驚くようなバッティングを見せた子もいました。

スポーツ健康指導実習室では、参加者の身体の脂肪や筋力の測定を。最初に、スポーツ健康科学部の藤田聡先生から測定の仕方や測定の原理などの説明を受け、いざ測定！自分の脂肪や筋肉の量がわかり、その結果に一喜一憂する姿が見られました。もちろん、新井・井端両選手も測定！見学していた人は、両選手の筋量の多さや脂肪の少なさにびっくりされていました。

ラルカディアR201教室では、スポーツ健康科学部の山浦一保先生によるメンタル講習が行われていました。ここには、小学生や中学生のこどもを持つ保護者、指導者の方が参加され、熱心に耳を傾けておられる姿が印象的でした。山浦先生は「正しいと思える目標を持つとき力が生まれ、その正しさに沿って判断できると行動が生まれる」と述べられ、目標を適切に設定し、実行していく大切さを伝えられていました。また、コーチングの大切さを学ぶためのワークも実施し、参加者は熱心に取り組んでいました。

ラルカディア1階の栄養調理実習室（RecOスタジオ）では、スポーツ健康科学部の海老久美子先生による野球食講座が開かれました。まず、海老先生がアスリートの体つくりの大切さ、バランスのよい体をつくるための栄養の取り方などについての講義を行い、特に「栄養、運動、休養」の3つをバランスよく取ることの大切さについて、強調されていました。その後の料理教室では、家でも簡単に作る事ができ、なおかつ栄養バランスの高い「アスリートおやつ」の作り方も紹介されました。できあがったおやつは、ちゃぶ台を囲んで、参加者全員で試食。海老先生は各テーブルを回って参加者と会話を楽しみ、おいしいお菓子を食べながらの会話も弾んでいました。