Q
今回の駅伝を振り返っていかがですか。
田中さん
私は3区を走ったのですが、1区、2区とも区間賞だったので、そのリードを守ればいいと思っていました。コーチから、ペース配分も含め、自分の好きなように走りなさいといわれていたので、自分で判断して走りました。ハイペースでなくても、前半から余裕を持って走った方がいいと思っていました。今振り返ると、ちょっと早かったかも、とは思います。もう少し前半を押さえていたら、後半でもっとスピードを出せたかもしれないなと。
竹中さん
1区を走りました。はじめにいい流れを作りたかったですね。
岩川さん
私は6区を走りました。ゴールテープを切ったとき、「勝った」というよりも「感謝」の気持ちの方が大きかったです。
近藤さん
私は6区の岩川さんの付き添いで、走り出すまでのサポートを担当しました。試合の状況を見ながら、岩川さんもいい表情でウォームアップをしていたので、勝てると思っていました。今回は優勝して、みんなで勝つ喜びを味わえたので、来年も絶対勝ちたいです。
Q
沿道からの声援は力になりますか?
一同
ひっきりなしに「立命館」という声が、仙台なのに聞こえてきて、本当に力になりました。ありがとうございました。
Q
今回のチームは、どんなチームですか?
田中さん
今回のチームを一言でいうのが難しくて・・・、一言では表現できないです。目標は一人一人の力を高めていくことでした。駅伝はチームでたたかう競技なので、チームワークも大切だけど、それぞれの実力も必要なんです。今年はチームワークも良くなったし、一人一人の力もつけていくことで勝利につなげていくことができたと思います。
Q
今まで過去に5回の優勝。今年は6回目の優勝がかかっていました。また、2年ぶりに優勝を飾りました。どんな思いでしたか?
田中さん
前回優勝したときは1回生で、「日本一になりたい」という気持ちで臨んでいたのですが、先輩についていくのが必死で、よくわかっていないことも多かったんです。今回は、上回生として、キャプテンとして絶対に勝ちたいと。2・3回生時に負けた悔しさもあったので今までで一番勝ちたいという気持ちは強かったです。
竹中さん
みんな悔しい思いをしていたので、チームで勝ちたかったです。

DJのしもぐち☆雅充さんと
Q
舞台となった東北とみなさんは何か関係がありますか?
岩川さん
私は山形県出身で、高校が宮城県の仙台育英高校なんです。東日本大震災では、学んでいた高校のキャンパスにも津波が到達していて、しばらくの間、後輩たちも練習ができなかったと聞いています。6区の途中途中に後輩たちが応援に来てくれていました。
近藤さん
私は福島県出身です。明るいニュースを福島に届けなければならないと思っていました。本当は、自分が走れてたら一番良かったと思うのですが、自分の家族を含め、後輩や高校の恩師の先生、福島県のいろんな方から大会前にたくさんのメッセージをいただきました。大会後にも、たくさんのメッセージをもらって、「元気になったよ」と言っていただけました。
Q
練習では、一日に何キロぐらい走っているのですか?
田中さん
だいたい30キロくらいですね。朝と夜2回走るんですけど、だいたいそれくらいです。
Q
長く走れるようになるコツはありますか?
田中さん
無理せず、きつくないくらいのペースからはじめ、徐々に練習量を上げていくということですかね。後は、楽しいことを思い浮かべながらとか、目標を持つとか。
Q
練習や大会後の自分へのごほうびって何かありますか?
田中さん
今回は終わってから、アイスを食べたいなと。体を冷やさないように、冷たいものなどを控えていたので。後は、お肉を食べたいなと。
竹中さん
アイスとお肉とケーキを食べたくて。終わってから、ケーキバイキングに行きました。
岩川さん
お肉とお寿司ですね。試合前は生ものは控えているので。
近藤さん
私もお肉とアイス、甘いものですね。
Q
今後の抱負は?
田中さん
2012年1月15日(日)の全国都道府県対抗女子駅伝でそれぞれが出身都道府県の代表として走ります。毎年京都のみなさんからは、テレビだけではなく、沿道からもたくさん声援をいただいています。今度は、私が福岡県、竹中さんが滋賀県、岩川さんが宮城県、近藤さんが福島県の代表として走ります。同じ区間を走るときもあり、次はみんながそれぞれライバルになります。
Q
来年に向けて、メッセージを。
近藤さん
来年も2連覇をめざして、今年以上に厳しい戦いになると思いますが、一からみんなで積み上げていって、みなさんにいい報告ができるようにがんばっていきたいと思います。