「不戦のつどい」運動とは、立命館大学がかつて積極的に学生を戦地に送り出していたという苦い過去を反省し、大学は『二度と学生を戦地に送り出さない』、学生は『二度とペンを銃に持ち替えない』という反戦・平和の誓いを、新たにする場です。
今年7月、安倍内閣は集団的自衛権の行使容認を閣議決定しました。多くの人びとが、今回の閣議決定を「戦争か平和か」の分岐点と考えています。「平和と民主主義」を教学理念とし、3万人以上の学生、大学院生が学び、研究している本学としてこの問題に正面から向き合うことは、本学で学ぶ一人ひとりの若者たちに向き合うことにほかなりません。この重大な日本社会の、そして若者たちの「分岐点」について一緒に考えていきましょう。
「わだつみ像」 戦没学生記念会が『二度とペンを銃に持ち替えない』という決意のもとに彫刻家の本郷 新氏に制作を依頼し、1950年に完成されたもので、現在は国際平和ミュージアム内に設置されています。この像には戦没学生の手記「きけわだつみのこえ」に込められた、学生生活半ばで戦場に散っていった学生の嘆き・怒り・沈黙という感情が表されているといわれています。
「嵐の中の母子像」びわこ・くさつキャンパスには、核兵器廃絶の限りない努力のために同じく本郷氏により制作された「嵐の中の母子像」が設置されています。
「え、私たち…戦争に行くの?!~『しゅうだんてきじえいけん』の時代と向き合う」
7月1日の集団的自衛権行使容認の閣議決定前後から、ネットや街頭、新聞などさまざまな媒体や場所で若い人たちが集団的自衛権行使容認を閣議決定したことについて、抗議したり、不安な気持ちを書き込んだりするということが起こっています。その不安の中身は、「自分たちも戦場に行かなきゃいけないのか?」というものが特徴として挙げられます。例えば6月25日の『朝日』の読者投稿のコーナーでは中学生が「集団的自衛権の行使は、海外で人を殺すことを伴います。僕には、それは絶対できません」と述べ、閣議決定当日には、防衛省・自衛隊が全国の18歳を対象に募集案内を送りつけ、募集案内を見た人々からは、「こわい」「将来徴兵もあるかも」などの声があがっています。これらの声を見ると、若い人たちが戦争を「自分の問題」としてとらえ、真剣に苦悩し、怒りをあげたりしていることがわかるのではないでしょうか。今回の企画は、そんな様々な声に、鋭く、分かりやすく応える学習会にしたいと思います。
- [講師]
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毛利 崇 氏
(京都南法律事務所)1975年10月生まれ。2005年10月、弁護士登録。京都南法律事務所に入所。労働事件、労災事件、消費者事件などを中心に、広く一般民事、刑事事件なども手がけている。
自由法曹団常任幹事、自由法曹団京都支部幹事(憲法担当)、労働弁護団常任幹事、京都職対連幹事、京都弁護士会消費者サラ金被害救済センター運営委員会委員長。
自由法曹団の活動を中心に、憲法擁護運動、労働者の権利向上の運動などに取り組んでいる。(HPより抜粋)
- [タイムスケージュール]
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開催日
12月1日(月)
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第1部:
18:00~19:05 毛利 崇氏 講演会
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第2部:
19:10~20:00 パネルディスカッション
院生、学部生と毛利弁護士を交えて語り合います(予定)
- [会場]
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衣笠キャンパス:
至徳館301会議室
びわこ・くさつキャンパス:
コアステーション第1会議室
朱雀キャンパス:
601西会議室
※メイン会場は衣笠キャンパス
平和川柳学生企画(学友会)
テーマである「It’s the turning point!」をお題とし、平和に関する川柳を募集します。
最も得票数が多かった作者にはミールチケット(生協店舗利用可)を授与する予定です。
- [募集]
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期間:
募集は終了しました。
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募集場所:
<衣笠キャンパス>
存心館食堂・以学館E-Platz(食堂)、諒友館食堂
<びわこ・くさつキャンパス>
ユニオンスクエアカフェテリア、リンクスクエア カフェテリア、ユニオンショップ
- [投票]
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期間:
11月21日(金)~26日(水)
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内容:
応募された川柳を展示。みなさんに投票していただきます。
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展示場所:
<衣笠キャンパス>
存心館食堂・以学館E-Platz(食堂)、諒友館食堂
<びわこ・くさつキャンパス>
ユニオンスクエアカフェテリア、リンクスクエア カフェテリア、ユニオンショップ
- [結果公表]
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期間:
12月4日(木)~10日(水)
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展示場所:
<衣笠キャンパス>
存心館食堂・以学館E-Platz(食堂)、諒友館食堂
<びわこ・くさつキャンパス>
ユニオンスクエアカフェテリア、リンクスクエア カフェテリア、ユニオンショップ
「不戦の誓い」像前集会
- <衣笠キャンパス>
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日時:
12月4日(木)12:25~12:55
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場所:
わだつみ像前(国際平和ミュージアム内)
- <びわこ・くさつキャンパス>
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日時:
12月5日(金)12:25~12:55
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場所:
嵐の中の母子像前(プリズムハウスとユニオンスクエアの間 桜の木の前)
食堂特別メニュー(すいとん)生協企画(立命館生活協同組合)
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内容:
戦中から敗戦直後の食糧事情の悪い状況下、飢えをしのぐために多くの人が食した「すいとん」。
今年も「すいとん」を食べながら、戦時下の暮らしをしのびましょう。 -
期間:
12月1日(月)~12月5日(金)
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場所:
<衣笠キャンパス>
存心館食堂
<びわこ・くさつキャンパス>
ユニオンカフェテリア価格:
84円(生協組合員価格)
生協「不戦のつどい」応援ブックフェア
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内容:
集団的自衛権、特定秘密保護法、イスラム国…。戦争か、平和か、 そして日本の民主主義のあり方が鋭く問われている今、これらの問題を読み解くための一冊をどうぞ。
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期間:
11月24日(月)~
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場所:
<衣笠キャンパス>
存心館ブックセンター「ふらっと」
<びわこ・くさつキャンパス>
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