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屋外環境を考慮した太陽電池評価法の確立

現在の太陽電池評価はStandard Test Conditionという定められた条件下での瞬時出力(kW)によって評価する Power Rating という方法で評価しています。 この方法は、様々な太陽電池を同一の条件で評価することが出来ますが、屋外実環境とほとんど一致することがないという問題点があります。 そこでField Testグループでは実際に屋外で発電する発電量(kWh)によって太陽電池の評価を行うEnergy Ratingの確立に向けた研究を行っています。

 立命館大学では1998年よりびわこ・くさつキャンパス内テクノコンプレクス・ハイテクリサーチセンター屋上に太陽光発電システムを設置し、 太陽電池出力のほか出力に影響すると予想される様々な環境因子の計測を行っています。 これらの測定で得られたデータと実発電量など出力の関係性を解析することで信頼性の高い発電性能(PR)mapを作成し、 発電量予測精度の向上や、屋外環境因子がそれぞれの太陽電池に与える影響を分析しています。

   
図1 ハイテクリサーチセンター屋上 太陽光発電システム外観
   
図2 発電性能(PR)mapの一例

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