研究内容Research
ガリウムナイトライドという新しい半導体の登場によって、青色発光ダイオード、白色発光ダイオードやブルーレイディスクなどが実現され、私達の生活は大きく変化してきました。さらにこの半導体の持つ潜在能力を全て引き出すことができれば、エネルギー、環境、健康・医療など私達が21世紀に抱える重要な課題を解決できる新しい光・電子デバイスを作ることができます。例えば、長寿命で消費電力の少ない照明光源、格段に変換効率の高い太陽電池、電気自動車技術を支える高効率インバーター、小型で強力な殺菌用光源などが期待できます。
私達の研究室では、これら21世紀を担う半導体エレクトロニクスを実現するため、半導体材料の作製から物性評価、デバイス作製にわたる世界最先端の研究を進めています。
研究テーマ
- 分子線エピタキシー装置を用いた窒化物半導体の結晶成長研究グループ
- 酸化物半導体を用いた高出力・超低損失パワースイッチングデバイス研究グループ
- 透過電子顕微鏡を用いた原子レベルナノ構造評価グループ
- THz光を用いた半導体物性評価技術研究グループ
- 原子層材料/窒化物半導体を用いた新機能材料創製研究グループ(毛利研と共同)