卒研希望者へ　(学内向け)

卒業研究で(高エネルギー)天体物理研究室への配属を希望する学部学生の皆様へ

（以下の「」は科目名を表します。科目名は2014年度シラバスに基づいており、各人の入学年度ごとに適宜読み替えて下さい。）

各研究室へ卒業研究として配属される人数には上限があり、この人数を超えた場合は申し訳ありませんが他の研究室へ変更をしていただかざるを得ません。実際、過年度にそのような事態が起こっています。その際は選考を行わざるを得ないわけですが、選考基準の目安を2013年度卒研生から以下のようにしたいと思います。（大学のシラバスにも同様のことを書き加えました。）

まず、観測的な天体物理に興味があることは大前提です。履修については、三回生までに履修が指定されている基礎専門科目の数学と情報処理、および物理科学科のすべての専門科目を履修していることが望ましいのはもちろんです。しかし、現実的には、当研究室は以下のような学生さんを歓迎することにします。言い換えると、当研究室へ配属された卒研生には、原則として以下のような履修を進めてきた学生であることを前提に指導を行います。

1. 三回生までの実験科目をすべて履修していること。すなわち、「実験物理学セミナー」、「基礎物理学実験」、「物理学研究実習１」、「物理学研究実習２」の四つの科目をすべて履修していること。
2. 当研究室の研究分野と関連する「天体物理学」を履修していること。
3. 「情報処理」、「情報処理演習」程度の知識を身につけていること。Unix系OSの操作に抵抗がないこと。
4. 英語の語学力も必要です。公表される研究論文や、公開されるデータの説明は、そのほとんどが英語で書かれているため、特に読解力が重要です。
5. そして最も大事なこととして、四回生は（就活または院試と並行して）卒業研究を行うことが当然であるという基本的な考え方、四回生で行うことの最優先事項は卒業研究であるという考え方がきちんとできている配属希望者を歓迎いたします。

• 研究室内で割り当てるPCはLinux OSですので配属が決まったらRAINBOW GUIDE Linux操作入門を復習しておくこと。
• また、可能なかぎり四回生時に「相対性理論」を履修すること。少なくとも大学院に進学する可能性のある者は必ず履修すること。

研究室紹介パンフレット     (up 2017/11/09) [ダウンロード pdf]

卒業研究配属説明会ポスター     (up 2019/10/26) [ダウンロード pdf]

卒業研究配属説明会資料     (up 2020/11/30) [ダウンロード pdf]

森　正樹　[Updated：2020/11/30]