自分の学生証番号ハイフン前3桁が含まれるリンク(2380240189-3の人は189番がある181~190)を右クリックし,その中の「名前をつけてリンク先を保存」(もしくは,「対象をファイルに保存」等)を選択,エクセルファイルを各自で用意したUSBメモリや各自のOneDriveに保存しよう.ファイル名は,hikone_??1-??0.xlsx(?は数字)となっている.
| 001~010 | 011~020 | 021~030 | 031~040 |
| 041~050 | 051~060 | 061~070 | 071~080 |
| 081~090 | 091~100 | 101~110 | 111~120 |
| 121~130 | 131~140 | 141~150 | 151~160 |
| 161~170 | 171~180 | 181~190 | 191~202 |
このファイルには,10枚のワークシートが綴じられている.下の見出しから自分の学生証番号に該当するシートを選んで表示すること.以下の作業は,このシートに対して実施するので,全員違うデータを扱うことになる.
もし,学生証番号に該当する見出しが見えていない場合,見出しの左で右クリックすると,シートの選択画面が表示される.そこで自分の学生証番号を選択しよう.
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それでも学生証番号に該当するシートがなければ,ダウンロードするファイルを間違えているので,再度ダウンロードしよう.シートのA列にも学生証番号が表示されているので確認すること.
このファイルは,2006年から2022年にかけて,彦根地方気象台で観測された毎日の気温,風速,湿度,日照時間,全天日射量のデータである.風速,湿度,全天日射量は1日の平均値を示している.全天日射量は単位面積当たりの太陽放射エネルギー量で,後で説明する暑さ指数の計算に用いられる.

まず,ここから答案用紙をダウンロードすること.
学生証番号で指定された月について,次の項目について報告すること.答が整数でないものは,小数第1位を四捨五入して整数で答えること.
エクセルシートのP列~T列に,レポートで答えてもらう項目を計算するためのセルを用意してあるので,計算式を入力すること.答は答案用紙に記入して提出すること.
まず,K列「1日の気温差」,L列「体感温度」,M列「暑さ指数」,N列「不照日」を完成させよう.K列の気温差は,E列の値からF列の値を引けばいい.
L列の体感温度(°C)は,風や湿度の影響を考えて人間が感じる温度を計算したもので,気温と風速Uから次の式で計算する.寒くて風の強い日は,気温以上に寒く感じることを表している.この課題では月間の最低値を答えてもらうので,気温には最低気温Tminを使う.「^」はべき乗を表す記号.
体感温度 Teq=33-0.04544*(33-Tmin)*(10.45+10*U^0.5-U)
この式の=から右の部分を間違いなく入力してほしい.もちろん全部キーボードから入力してもいいし,このテキストからコピー&ペーストしてもいい.ただし,TminとかUとかいう部分は,そのまま入力するのではなく,適切なセル番号に変える必要がある.TminはF列,UはG列に入っている.例えば2行目に入力するのであれば,Tminの代わりにF2,Uの代わりにG2とする.
一つの方法は「=33-0.04544*(33-」をコピー&ペーストしてから,式を入力する行の「最低気温Tmin」の値をマウスでクリック.続いて「)*(10.45+10*」をコピー&ペーストしてから「風速U」の値をマウスクリック.「^0.5-」をコピー&ペーストしてから再度「風速U」の値をマウスクリックし,最後に「)」を入力してEnter.
あるいは,この式の「=」から右全部をコピーしてセルに貼りつけてから,TminやUという部分を選択した状態で該当セルをクリックしてセル番号に変更することもできる.各自,いろいろ工夫してみよう.
暑さ指数(°C)は熱中症対策で用いられている指標で,28°C以上になると厳重警戒,31°C以上では危険とされている.詳しくは環境省の熱中症予防情報サイトを参照してほしい.気温,湿度H(H列),風速U(G列),全天日射量SR(J列)を使って,次の式で計算する.この課題では月間の最高値を答えてもらうので,気温には最高気温Tmax(E列)を使うことにする.例えば2行目に入力するのであれば,次の式のTmaxの代わりにE2,Hの代わりにH2,SRの代わりにJ2,Uの代わりにG2とする.
暑さ指数 WBGT=0.735*Tmax+0.0374*H+0.00292*Tmax*H+7.619*SR-4.557*SR^2-0.0572*U-4.064
N列の不照日とは,1日の日照時間DLが0.1h未満の日を言い,日照不足による作物の不作などに関係する.月間で不照日が何日あったかを答えてもらうため,N列に不照日なら1,そうでなければ0と入れることにする.条件式には,未満(<)を使えばよい.演習で夏日を判定したときと同じような方法を使えば,不照日数を数えることができる.
学生証番号で指定された月について,次の項目について報告すること.答が整数でないものは,小数第1位を四捨五入して整数で答えること.なお,回答欄には式で入力することができず,整数の数字しか入力できないようになっている.
manaba+Rのレポート欄から,レポート4を選んで答案用紙を提出すること.計算に使ったhikone_???.xlsxは提出不要.答を記入したreport4.xlsxのみを提出すること.