- ソースファイルの作成。
次のC言語プログラムソースファイルを emacs で作成してください。ファイル名は hello.c としましょう。
(C言語のソースファイルは、かならず .c で終わるファイル名を作ることになっています。)
/* Time-stamp: <作成日の日付 作成者>
*
* Hello, World を出力するだけのプログラム
*
*/
#include <stdio.h>
int main () {
printf("Hello, World\n");
return 0;
}
出来上がったら、確認のために less コマンドで内容を確認しておきましょう。
lessコマンドを終了するときは q です。
% less hello.c
- コンパイル
linux でのC言語のコンパイルは g++ というコマンドを用います(教科書「プログラミング言語C」では cc というコマンドを用いるとなっているものです)。
以下を実行すると、hello.cをコンパイルして、新たにa.outというファイルを作成します。これが実行ファイル(プログラム)です。
% g++ hello.c
何もメッセージが表示されなければコンパイルは無事に成功しているはずです。a.outが作成されたことを ls で確認しましょう。
もし何らかのメッセージが出力されたときは、なにかソースコードに不具合があったことを示しています(コンパイルエラーが起きたといいます)。emacsでソースコードを確認して、間違いを修正してください。
新たに作成するファイル名を a.out 以外のものにしたいときは mv で名前を変更するか
% g++ -o outputfilename hello.c
とすればできます。
- プログラムの実行
以下の様に実行ファイル a.outのパスを入力して Enter すれば、
プログラムは実行されます。
% ./a.out
Hello, World!
%
うまく出力されましたか?出力結果が期待(仕様)どおりになれば、プログラミングは完了です。
もし、期待通りの動作をしない場合は、ソースコードに論理的な間違いがあることになります。この場合はソースコードを修正するところからやり直して、期待通りの動作をするまで繰り返すことになります。