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音楽関連5団体寄附講座「エンタテインメント産業論」

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音楽関連5団体寄附講座「エンタテインメント産業論Ⅰ」

 今日、日本はエンタテインメント・ビジネスにおいて世界第2位の地位を占めているものの、第1位のアメリカとの間には格段の差があり、日本を含むアジア全体から見てもなお及ばないというのがエンタテインメント・ビジネスの現状である。

 しかし、逆にこれは、アジアのエンタテインメント・ビジネス発展の潜在的な可能性を示すものであり、エンタテインメント・ビジネスがアジア・コミュニティ形成における一大領域として成立しうるということでもある。その中で、日本のエンタテインメント・ビジネスは、どういったアジア戦略を持つのかが重要な段階に入っている。

 他方、デジタル化やブロードバンドの普及などによる情報テクノロジーの発展と国際化により、誰もが表現者となり得る時代をむかえ、市民一人ひとりが権利ビジネスに参画していくことが可能な時代となっている。つまりこれは、著作権などの知的所有権問題を、法律的な問題としてのみ捉えず、ビジネスの観点からも学ぶことが、文化・エンタテインメントの新たなビジョンづくりの上で大切であるというメッセージでもある。

 この科目は、各回異なった分野やテーマのリレー形式の講義でありながら、全体を通して、今後のエンタテインメント産業の戦略をどう考えるかというメッセージが貫かれる構成になっている。

レポート課題

  • 2009/06/06 
    中間レポートを出題しました。
  • 2009/07/11
    期末レポートを出題しました。