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令和7年7月29日

第50回 SRセミナー開催のお知らせ

主催 立命館大学SRセンター

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日時2025年9月22日(月)13:30-14:30

場所テクノコンプレクス2F セミナー室 +ZOOM

登録先https://forms.gle/nvnKQBxNVFnNpPvb6 〆切 9月16日(火)(ZOOM Addressをお送りします。)


講師国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 宮脇淳先生

講演題目"NanoTerasu BL02U超高分解能2D-RIXS ~世界最高分解能による物質科学への挑戦~"

要旨:共鳴非弾性X線散乱(RIXS)は、元素選択的に電子状態や固体中の素励起、分子系の振動励起などを観測可能なphoton-in/photon-out分光手法である。特に軟X線領域のRIXSは、放射光光源の高性能化と分光器開発の進展に伴い、この20年でエネルギー分解能が飛躍的に向上してきた。NanoTerasuでは、BL02Uにおいて世界最高のエネルギー分解能を目指した軟X線RIXS装置の開発を2018年より進め、2024年3月に建設を完了、同年4月からのコミッショニングを経て、同年7月に初期目標である世界最高のエネルギー分解能を達成した[1,2,3]。この成果は、高輝度光源、超精密な光学素子、高安定な超精密駆動・位置決め機構、精密アライメントといった様々な要素技術の集大成であるが、その成功の鍵となったのが、超高分解能と高効率を両立する「2D-RIXS」である。この光学系では、ビームラインからの鉛直方向にエネルギー分散した入射X線を試料上に照射する。2D-RIXS分光器では、鉛直面において、結像鏡を用いて試料上の位置(すなわち入射エネルギー情報)を保ったまま検出器上に拡大結像する。同時に水平面では、回折格子を用いて試料からの散乱X線をエネルギー分解する。この先進的な光学系により、一度の露光で入射・散乱エネルギーを二軸とするRIXSスペクトルマップを取得でき、データ取得効率が飛躍的に向上した。本セミナーでは、NanoTerasu BL02U 2D-RIXS装置の特長と到達性能を概説し、その世界最高分解能を駆使して得られた最新の研究成果を紹介する。

[1] J. Miyawaki et al.,J. Phys. Conf. Ser. 2380, 012030 (2022).
[2] K. Yamamoto, J. Miyawaki et al., J. Phys. Conf. Ser. 3010, 012115 (2025).
[3] J. Miyawaki et al., Synchrotron Radiation News 38, 4 (2025).


問合せ先:朝倉清高 センター長 / kytkaskr@fc.ritsumei.ac.jp


告知ポスター


◆皆様のご参加を心よりお待ちしております。奮ってご参加ください。


令和7年7月29日

第49回 SRセミナー開催のお知らせ

主催 立命館大学SRセンター

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日時2025年9月5日(金)10:00-11:00

場所SRセンター2F セミナー室+ZOOM

登録先https://forms.gle/88TWA1EmHyv13D2X6 〆切 9月1日(月)(ZOOM Addressをお送りします。)


講師高エネルギー加速器研究機構、総研大 城戸大貴先生・木村正雄先生(当日は城戸大貴先生が話されます。)

講演題目"多次元ビッグデータのVRによる可視化と位相的データ解析による情報抽出"

要旨:計測技術の高度化に伴い、データ量の巨大な多次元データが計測によって得られるようになってきた。XAFS-CTの場合には、3次元の空間情報に加え、XAFSスペクトルの情報があり、3次元空間+分光の4次元データを取り扱う必要がある。これらのデータを人間が取り扱うには多大な時間を要し、かつ、人間の目による直感的な理解との擦り合わせが困難である。本講演では、多次元ビッグデータに対する2つのアプローチを紹介する。1つ目はVirtual Reality(VR)技術による、4次元データの可視化である。VR空間において3次元の空間情報を直感的に取り扱うことを可能とした。2つ目は、位相的データ解析による「かたち」に関する情報の定量化である。本講演では位相的データ解析手法の1つであるパーシステントホモロジーを用いた取り組みについて紹介する。本研究は学術変革領域研究(A) 22H05109、科研費JP 19H00834、日本鉄鋼協会 第33回鉄鋼研究振興助成 の支援を受けて進めた。


問合せ先:朝倉清高 センター長 / kytkaskr@fc.ritsumei.ac.jp


告知ポスター


◆皆様のご参加を心よりお待ちしております。奮ってご参加ください。


令和7年6月23日

2025年度 SRセンター研究成果報告会が無事終了いたしました

令和7年6月21日、2025年度 SRセンター研究成果報告会が無事終了いたしました。

関係者各位に感謝いたします。

◆ 2025年度成果報告会ポスター発表者リスト

令和7年5月23日

XAFS 夏の学校2025 開催のお知らせ(2025年8⽉23⽇(⼟)〜 8⽉25⽇(⽉);立命館大学びわこ・くさつキャンパス)



本センターが後援しておりますXAFS夏の学校2025が下記要領で開催されます。


日程 2025年8⽉23⽇(⼟)〜 8⽉25⽇(⽉)

場所 立命館大学びわこ・くさつキャンパス エポック⽴命21

開催⽅式:対⾯

参加予定⼈数:40⼈

ホームページhttp://www.icc.sk.ritsumei.ac.jp/xafs_summer2025/

申込締切2025年8⽉4⽇(⽉)17時


 ◆奮ってご参加ください。

 

令和7年4月30日

2025年度立命館大学SRセンター研究成果報告会および第3回北大触媒研-立命館SRセンター連携シンポジウム 開催のお知らせ



日時:2025年6月21日(土)

 見学会12:00~/講演会13:00~/ポスター発表・交流会16:45/18:30終了(予定)

場所:立命館大学ローム記念館大会議室・レセプションホール

共催:立命館大学SRセンター・北海道大学触媒科学研究所

参加費:無料

登壇者

 特別講演 ・長谷川 淳也(北海道大学触媒科学研究所) ・村松 康司(兵庫県立大学)

 依頼講演 ・増野 敦信(京都大学)・小林 洋一(立命館大学)・柴田 大輔(立命館大学)


<申し込みフォーム>

会場参加(6/13締め切り)

オンライン参加(当日参加可)

ポスター発表登録(6/9締め切り)


◆詳細は、立命館大学ウェブサイトでご覧ください。


告知ポスター

 

令和7年4月22日

当センターを利用して測定された結果をソフトバンク株式会社の宮川絢太郎氏が Organic Battery Days2025 (Flinders University 2025.4.22-24)で、2025.4.22に発表されました



発表題目:Charge-discharge mechanism analysis of a high-capacity organic cathode material: phenazinetetrone


著者名:Shuntaro Miyakawa , Taisei Sakata , Takaya Saito 1 , Satoshi Uchida , Nobuhiko Takeichi ,Masatoshi Okura , Yusuke Mizuno , Tatsuya Kondo , Shuichi Ishimoto, Masaru Yao

 

令和7年4月9日

SRセンター紀要中の論文が再び盗用されました

 また悲しむべき事態が発生しました。

 SRセンター紀要中の論文が再びIraqui Journal of Scientific and Industrial Researchに盗用されました。

 出版社に厳重に注意しましたが、皆様におかれましては、Iraqi Journal of Sccientific and Industrial Researchの論文を引用することがないようにお願いします。

 

令和7年4月9日

A paper in the Memoirs of the SR Center, Ritsumeikan University was plagiarized again.


 I am sorry to tell this sad story again.

 Our paper in Memoirs of the SR Center, Ritsumeiakan University was plagiarized in Iraqi Journal of Scientific and Industrial Research.

Never cite a paper appearing in the Irai Journal of Scientific and Industrial Research and cite our original. Thanks.

 

令和7年4月4日

2025年度 すべての利用申請について受付を開始しました

 *利用案内はこちら、もしくは「利用ガイド」へ

 

令和7年3月31日

利用料改定について


 平素は大変にお世話になっており、厚く御礼申し上げます。

 依頼分析については、長い時間使っていただいたユーザ様にご利用しやすい料金を設定して参りましたが、昨今の原材料費や電気代の高騰、および人件費の上昇などにより、現在の金額を維持することが大変困難な状況となってきております。我々としましては、コスト削減に努め、なんとかこの料金体系を維持しようと努めて参りましたが、残念ながら今回見直しを図ることになりました。つきましては、大変恐縮ではございますが、別表のごとくを改定させていただきたく存じます。どうぞご理解のほどよろしくお願いします。

 なお、これに伴い、測定・解析の相談などのソフト面のサービスを充実していきたいと思っておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。

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