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令和7年4月30日

2025年度立命館大学SRセンター研究成果報告会および第3回北大触媒研-立命館SRセンター連携シンポジウム 開催のお知らせ



日時:2025年6月21日(土)

 見学会12:00~/講演会13:00~/ポスター発表・交流会16:45/18:00終了(予定)

場所:立命館大学ローム記念館大会議室・レセプションホール

共催:立命館大学SRセンター・北海道大学触媒科学研究所

登壇者

 特別講演 ・長谷川 淳也(北海道大学触媒科学研究所) ・村松 康司(兵庫県立大学)

 依頼講演 ・増野 敦信(京都大学)・小林 洋一(立命館大学)・柴田 大輔(立命館大学)


<申し込みフォーム>

会場参加(6/13締め切り)

オンライン参加(当日参加可)

ポスター発表登録(6/9締め切り)


◆詳細は、5/21(水)頃にウェブサイトにてお知らせ致します。

 

令和7年4月24日

Journal of Physical Chemistry CのWeb版に当センターの朝倉清高センター長が 北海道大学、名古屋大学、ICUとの共同研究の論文が掲載されました



 3D Precise Structure Determination of Single-Atom Cu Species on TiO2 Using Polarization-Dependent Total Reflection Fluorescent X-ray Absorption Fine Structure Empowered by Chemically Constrained Micro Reverse Monte Carlo and Density Functional Theory


Yunli Lin, Kai Oshiro, Jun-ya Hasegawa, Satoru Takakusagi, Wang-Jae Chun, Masao Tabuchi,

and Kiyotaka Asakura

The Journal of Physical Chemistry C DOI: 10.1021/acs.jpcc.4c08367


 担体上の単原子で高分散した単原子触媒は100%原子効率を示す触媒として注目されていますが、その立体構造を精密に決める手段はありません。この研究では、単結晶酸化物担体をThiophene Carbonic Acidで修飾することで、Cuの単原子触媒を調製し、その3次元立体構造を偏光全反射蛍光XAFSスペクトルを、新たに開発した化学構造拘束条件マイクロ逆モンテカルロ(CC-MRMC)法により解析し、さらに密度汎関数法を併用することで、長距離構造も含めて、精密に決定することができました。この手法を用いることで、他の単原子触媒の精密な立体構造決定に応用できるものと期待されます。

 

令和7年4月22日

当センターを利用して測定された結果をソフトバンク株式会社の宮川絢太郎氏が Organic Battery Days2025 (Flinders University 2025.4.22-24)で、2025.4.22に発表されました



発表題目:Charge-discharge mechanism analysis of a high-capacity organic cathode material: phenazinetetrone


著者名:Shuntaro Miyakawa , Taisei Sakata , Takaya Saito 1 , Satoshi Uchida , Nobuhiko Takeichi ,Masatoshi Okura , Yusuke Mizuno , Tatsuya Kondo , Shuichi Ishimoto, Masaru Yao

 

令和7年4月11日

Angewante Chemie International Edition 誌に生命科学部小林洋一教授、理工学部今田真教授、本センター入澤明典准教授、柴田大輔客員助教の論文が掲載されました



Photochromic Color Tuning of Copper-Doped Zinc Sulfide Nanocrystals by Control of Local Dopant Environments

Mayu Kimura, Daisuke Yoshioka, Dr. I-Ya Chang, Dr. Akinori Irizawa, Daisuke Shibata, Prof. Shin Imada, Prof. Yoichi Kobayashi

Angew. Chem. Int. Ed. 2025, 64, e202423776.


 フォトクロミック材料は、光照射によって可逆的に色や透明度が変化する物質です。無機フォトクロミック材料は、有機化合物よりも比較的安価で、熱安定性が高いなど、いくつかの利点があります。しかし、同じ成分でその色を調整することは、依然として大きな課題となっています。本研究では、CuドープZnSナノ結晶(NC)のフォトクロミック色を、チオール配位子および非チオール配位子を用いて制御したZnとSの表面化学量論を調整することにより、光照射前は淡黄色であるフォトクロミック色を灰色から褐色に調整できることを実証しました。本センターの軟X線Beam Line BL11 において、Cu L 吸収端を測定し、1価のCuに特徴的なスペクトルを得ることができました。さらに、SA-1で測定したXPSでも1価のCuであることと矛盾しない結果が得られました。本研究成果は、無機ナノ粒子におけるフォトクロミック反応の多様性を拡大し、さらなる高度なフォトクロミックナノ材料の開発に向けた重要な一歩となると期待されます。

 

令和7年4月9日

SRセンター紀要中の論文が再び盗用されました

 また悲しむべき事態が発生しました。

 SRセンター紀要中の論文が再びIraqui Journal of Scientific and Industrial Researchに盗用されました。

 出版社に厳重に注意しましたが、皆様におかれましては、Iraqi Journal of Sccientific and Industrial Researchの論文を引用することがないようにお願いします。

 

令和7年4月9日

A paper in the Memoirs of the SR Center, Ritsumeikan University was plagiarized again.


 I am sorry to tell this sad story again.

 Our paper in Memoirs of the SR Center, Ritsumeiakan University was plagiarized in Iraqi Journal of Scientific and Industrial Research.

Never cite a paper appearing in the Irai Journal of Scientific and Industrial Research and cite our original. Thanks.

 

令和7年4月7日

ACS Applied Materials & Interfaces 誌に関西大学の石川正司先生が当センターとの共同研究成果を発表されました



 関西大学の石川正司先生が当センターとの共同研究成果(課題番号S22029)を発表されました。

 Luna Yoshida, Takashi Hakari, Yukiko Matsui, Yuki Orikasa, and Masashi Ishikawa, Oxygen Functional Groups Regulating Sulfur Distribution in Carbon Micropores to Enhance Solid-Phase Conversion Reactions for Lithium–Sulfur Batteries, ACS Applied Materials & Interfaces, 2025, 10.1021/acsami.5c02273


 次世代Liイオンバッテリーとして注目を集めるLi硫黄電池の硫黄を、酸素で修飾したカーボンナノ細孔に閉じ込めることで、性能が大きく向上することがわかっていたが、その性能向上メカニズムは未解明であった。本研究では、STEM-EELS測定、O K-edge XANES測定といった最先端分析手法を駆使することで、カーボンナノ細孔に存在する酸素官能基が充放電に伴う細孔内部での硫黄の移動およびそれに伴う局在化を抑制することを明らかにした。当研究センターを利用した O K-edge スペクトル測定により、カーボンナノ細孔の内部および表面の酸素官能基が充放電後も残存していることが証明された。こうした知見は今後のLi硫黄電池開発に役立つものと期待される。

令和7年4月4日

2025年度 すべての利用申請について受付を開始しました

 *利用案内はこちら、もしくは「利用ガイド」へ

 

令和7年3月31日

利用料改定について


 平素は大変にお世話になっており、厚く御礼申し上げます。

 依頼分析については、長い時間使っていただいたユーザ様にご利用しやすい料金を設定して参りましたが、昨今の原材料費や電気代の高騰、および人件費の上昇などにより、現在の金額を維持することが大変困難な状況となってきております。我々としましては、コスト削減に努め、なんとかこの料金体系を維持しようと努めて参りましたが、残念ながら今回見直しを図ることになりました。つきましては、大変恐縮ではございますが、別表のごとくを改定させていただきたく存じます。どうぞご理解のほどよろしくお願いします。

 なお、これに伴い、測定・解析の相談などのソフト面のサービスを充実していきたいと思っておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。

令和7年3月4日

当SRセンターの柴田大輔客員助教、太田俊明上席研究員、朝倉清高 センター長、生命科学部の折笠有基教授、NIMSの伊藤仁彦主幹研究員の共同研究が論文として、e-Journal of Surface Science and Nanotechnology に掲載されました




 当SRセンターの柴田大輔客員助教、太田俊明上席研究員、朝倉清高 センター長、生命科学部の折笠有基教授、NIMSの伊藤仁彦主幹研究員の共同研究チームが蛍光XAFS法で問題になっている自己吸収の新しい補正式を提案し、論文として、e-Journal of Surface Science and Nanotechnology に掲載されました。


論文タイトル:A Voxel Method for Correcting the Self-absorption Effect in Fluorescence X-ray Absorption Fine Structure Spectra

著者:Daisuke Shibata,Toshiaki Ohta,Yuki Orikasa,Kimihiko Ito,Kiyotaka Asakura

雑誌:e-Journal of Surface Science and Nanotechnology

   Year 2025 Volume 23 Issue 1 Pages 36-43

   DOI 10.1380/ejssnt.2025-010

令和7年3月19日

朝倉清高センター長が触媒討論会特別シンポジウムで招待講演を行いました


 朝倉清高センター長が触媒討論会特別シンポジウム(大阪大学豊中キャンパス 2025年3月18日、19日)「カーボンニュートラル技術を支える触媒分析~触媒のその場・オペランド計測の最前線~」 で招待講演を行いました。

◆SA01 オペランド分光の過去・現在と将来展望―XAFSを中心に―(立命館大)

 朝倉 清高

令和7年3月14日

電気化学会第92回大会(東京農工大学 小金井キャンパス 2025年3月18-20日)にて、当研究センターとの共同研究(R24003,R24011)の成果を石川 隼平さん、石川 正司先生らがご発表されます



 電気化学会第92回大会(東京農工大学 小金井キャンパス 2025年3月18-20日)にて、当研究センターの成果公開型利用(R24003,R24011)の成果を石川 隼平さん、石川 正司先生がご発表されます。

◆S8-3_1_22

 還元型窒素ドープグラフェン正極における特異なアニオンインターカレーション機構の解明(関西大学,Poznan University of Technology)

 石川 隼平, 出口 三奈子, Krzysztof Fic, 石川 正司

令和7年3月13日

朝倉清高センター長が量子ビームサイエンスフェスタで基調講演を行いました


 朝倉清高センター長が2024年度量子ビームサイエンスフェスタ(つくば交際会議場 大ホール)で基調講演を行いました。

 量子ビームでみる酸化チタンの構造と触媒特性

 朝倉 清高(立命館大学)

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