2.15


2016

暖かい冬ですね。

近藤 健一

暖かい冬ですね。

近藤 健一

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。CAP学生の近藤です。
暖冬の2月、怒涛の更新ラッシュ中のブログでございますが、今回学生はそれぞれ先生から与えられたお題に沿って綴らせていただいております。私のお題はこちら!

『卒業制作と進路について』

…、なんだか自分的にはここ1年で散々話してきたことなので新鮮味がありませんが、なるべく読みやすいように書かせていただこうかと思います。

さて、日本人学生は、2015年12月18日に卒業論文を提出しました。それぞれ所属する専攻の視点を活かして日中韓に触れていたりします。一番すごい点は、中国の本(もちろん中国語で書かれている)、韓国の本(これももちろん韓国語で書かれている)を使って書いているところです!「読めるようになってしまったがゆえに調べる文献がみんなより増えてしまって、嗚呼!」なんてことは誰も口を滑らせませんでした。4年の間にみな辛抱強くなったのです。偉い。

「ところであなたは?」と、気に留めてくださっている方が少なからずいらっしゃるかと思いますので(思いたいので)、この場を借りて紹介させていただきます。
私は、日本語教育のゼミに所属しております。卒業制作では、中国人日本語学習者向けの教材を制作いたしました。教材のタイトルはこちら!

『江西財経大学日本語学科2年生のための日本語多読多聴—日本人中国語学習者向け[中国語訳+音声]付き—』

…長いですね。最近、某ファーストフード店がとても長い商品名のハンバーガーを発売しましたがそれ以上です。Twitterでつぶやこうものなら既に47文字です。

実は以前に、この教材を作り始めるに至るまでの活動を本ブログに掲載したことがございました。今回は割愛させていただきますので、よろしければ、以下のリンクから御覧ください。
◯江西省南昌財経大学日本語学科にインターンシップで訪問中vol.1
◯江西省南昌財経大学日本語学科にインターンシップで訪問中vol.2

なんだかハンバーガーの話をしたり過去のブログを引用したりして具体的に紹介できていませんが、ではここで画像や映像で教材の中身を簡単に紹介させていただこうと思います!


以下のリンクから音声が聞けるようになっています。
◯27課 動詞可能系_日本語
◯48課 復習ページ_中国語

実は本教材、「+R個人奨学金」をいただいて制作して参りました。現在、印刷・製本段階まで進んでおり、今春、江西財経大学に配布されます。もちろん、日本人の中国語学習者(初級〜中級)の方にもお役に立てるかと思います。お求めの方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせくださいませ(宣伝)。

すっかり長くなりましたが、卒業後の進路についても書かなければなりませんでした。ブログというのは文字数が無限大なので書きたいだけ書けるのがうれしいですよね、…。

これまであまり触れてこなかったのですが、私は立命館に社会人入試で入学しました。以前は、広告代理店で勤めていたのですが、日本語教育について関心を持つようになり今に至ります。大学では日本語教育について大いに学ぼうと思っていたのですが、自分でも知らぬ間にキャンパスアジアに参加していました。中国・韓国に興味の「き」の字すらありませんでしたが、日本語を学ぶ学生が近くにいたり、自分自身も中国語・韓国語を学んだりすることで、座学では得られないことをたくさん経験しました。

卒業後、「き」の字すらなかった中国で日本語を教えることになっています。それだけ大学という環境、キャンパスアジアという環境は大きかったのだと思います。
2度目の社会、1度目の自分にできなかったことがたくさんできるようにがんばりたいと思います。

それでもね やっぱりごはんは 日本食
近藤 健一 

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