02.09


2018

ホームステイ@高知 ②-1

【1期】孫小荷

ホームステイ@高知 ②-1

【1期】孫小荷

12月26日午前、私は2泊3日のホームステイをしに高知へ旅立った。

めぶきちゃんと彼女のお姉さん、ほのかちゃんが予約するのを手伝ってくれた阪急バスに乗るために、まず新大阪駅にある長距離バス乗り場に行った。思っていたより乗り場を見つけるのは難しくて、最後にはありがたいことに駅の案内員のおじいさんが乗り場まで連れて行ってくれた。ぎりぎりのところで出発に間に合い、5時間ほどのバスの旅が始まった。その過程で一番印象に残ったのは、本州四国連絡橋の一つである神戸淡路鳴門自動車道を初めて通ったことである。

午後4時ごろ、ついに高知駅に到着した。めぶきちゃん姉妹二人と彼女たちのお父さんが迎えに来てくれた。まだ時間が早いから、駅の前にある坂本龍馬記念館を参観することにした。小さなところでも、坂本龍馬さんをはじめとする近代日本の幕開けに大きな功績を残した高知の義士たちについて大体理解することができた。記念館を出てきた後、私たち三人は寒い風の中で、高知市内を歩きながらいろいろと楽しく喋り合った。この日、天気がどんどん寒くなってきて、たまらない私たちは家に向かって、路面電車に乗った。なぜか路面電車の中に乗客が何人しかいなくて、ちょっと寂しかった。電車を降りてから、少し歩いて芽吹きちゃんの家に着いた。家に入る前に、私はずっとどきどきしていたが、親切なお母さんが非常に優しく接してくれて、緊張感が少しずつなくなった。お母さんが新年に合わせて、お節料理を作った。食べ物がきれいでおいしいとともに、お碗やお皿などの外観もとても美しかった。

ご飯の後、皆でお芋で作られた高知の特産物である芋けんぴとミレーを食べながら、楽しく話し合った。私は、お母さんと姉妹の三人が、韓国のあるアイドルグループのファンであることに大きく驚いた。逆に中国ではアイドルのファンが主に若者であることを知って、三人が同様に大きく驚いた。お父さんが海洋学の先生で、各国の政治や社会にも関心を持っている。今まで集めてきた国々の紙幣も見せてもらった。めぶきちゃんの家族のみんなはまだ中国に行ったことがなかったので、私は中国の多くのところを紹介して、旅行に関する色々なアドバイスをした。後で、日本家庭のお風呂に入ることを初めて体験して、心地よく寝てしまった。


--つづく--


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