08.09


2018

中国広東外大インターンシップ

【広外大】全尤 先生

中国広東外大インターンシップ

【広外大】全尤 先生

 2018年度キャンパスアジアの韓国日本の学生たちは3チームに分かれてインターンシップ活動に参加しました。 期間は611日から615日の5日間でした。

 

■广州赛特检测公司

参加メンバー:韓国学生4名:チョンスヒョン、キムヨンビン、キムソジョン、キムジフ、日本学生1名:林ももこ

 

本社は中国社会科学院広州エネルギー研究所ビルにあり、順徳、東莞、仏山、中山、恵州、深センなどは支社があって、現在広州、童貫、恵州などの会社には検測センター実験室基地が建てられています。この会社の主要業務は大きく食品、農業、化粧品、玩具、飼料、紡織、牛乳類などについて化学的検測をし、検測報告書などを使用者に提供することです。

 学生たちは主に事務補助業務をしました。例えば実験室で細菌培養に必要な準備や整理、細菌培養実験と直接関連のある活動をしました。無菌室での細菌培養を通じて、実際の細菌がどのように育成されるのか知ることができ、その前後には実験器具を掃除する作業などをしました。

野外勤務だった林さんは職員に同行して新設された地下鉄の構造を調査して、事務室の業務チームは地下鉄の構造をコンピューターでもう一度体現する作業をしました。

 事務室で働く他の学生の場合は、疾病に関する職員会議に参加した後、疾病に関する論文をさがして翻訳する任務を担当しました。論文は韓国語、日本語、英語で、それを中国語に翻訳しました。論文翻訳のほかにも疾病、特に蚊を通じた疾病の感染や肝炎について調査しました。そして他の事務室では冊子を作るために紙をつなぐ作業をしたり、重要書類に判を押すことなどの業務をしました。

 

■广州花辞树教育科技有限公司

参加メンバー:韓国学生1名:ソンヘミン、日本学生3名:高彩珈、山原萌、百瀬日菜子

 

この会社は二つの部門に分かれており、一つは花を育てて花束を作って販売する部門、もうひとつの部門は幼稚園を経営することです。

最初の2日間は、畑に種をまいて、植木鉢に水と薬を撒き畑を耕すなど比較的野外での活動が多かったです。野外活動が終わった後は、花に関する講義を受けました。そして、広州で一番大きい花市場にも行き、花束を作ることも教えてもらいました。

 三日目は国際幼稚園で実習し、その教育理念の説明を聞いて、子どもたちに漫画のような絵を描いたりしました。

 

■侨比克广告CUBIC広告会社

参加メンバー:日本学生2名:袴田媛香、谷口晴美。

広告会社であるため、日本をはじめとする多くの国の会社と仕事をしていました。 普段の貿易書類を作成するなど日常的な業務を学ぶほかにも、中山大学の記念品デザイン会議への出席、工場見学など様々な体験をしました。

 

今回のインターンを通じて、生徒は中国に対する理解がさらに深まり、中国に対し新たな認識が増え、視野が広がる良い機会になりました。 

学生たちからは、実習というより現場体験学習の印象が強く、今後は実習を越えた分野も増えれば良いという意見、また、広告・環境・教育という業種の中で自分が行きたい分野に行けなかったのが残念だったという声がありました。

これから私の学科では、学生たちのこのような不満な点を補い、自分の専攻する分野に合う、より有意義な経験ができるインターンシップと協力会社を探してゆくつもりです。

                         (翻訳:山原萌【1期】)


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