経済学部教授黒川 清登

専門分野開発経済学・地域経済学・防災経済学

研究テーマ民間セクターによる途上国経済の活性化・都市と農村の経済開発・開発途上国の防災と経済発展

経済学部教授 黒川 清登 プロフィール写真

本学経済学部は、歴史ある学部であるにも関わらず、京都から滋賀に移転し、新たな挑戦を続けている。卓越した国際性と地域に根差した実践志向の経済学は、都心の大学にはない魅力がある。都市と農村の経済格差は、我が国のみならず、開発途上国にも共通する課題である。滋賀県は近江商人発祥の地でもあり、三方好しは現代のCSRにも通じる概念である。私にとっては、これまでの海外経験を活かし、ここ滋賀で地方経済の課題を見直すことは、日々新たな発見である。

ゼミ生(卒業生)のみなさんへ

ゼミの意義は、単に学生時代に留まらない。経済がグローバル化し、企業も従来の業務を超えた新たな展開が必要である。卒業生は、この激しい動きを学生に伝えることができる。同時にそれは、より優れた卒業生を獲得するチャンスでもある。また、卒業生同志であれば、異業種交流の機会でもある。自らの専門性を磨くには、ゼミ同窓会の絆を大切にすると同時に、例えば、学会に入り自らの問題意識を発表する等、新たなつながりを母校と持つことをお勧めしたい。