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03.29

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2022

【峯俊ゼミ】観光まちづくりコンテスト2021で入賞しました

峯俊ゼミのチームが、観光まちづくりコンテスト2021「ニューノーマルステージ」で入賞(本選外)されました。

入賞されたのは、23回生の有志9名から成るチームです。

伊藤駿介さん 山口大誠さん 中井麻莉さん 藤田泰裕さん 松田昇さん 
 山園愛里彩さん 上地海斗さん 南部慶道さん 孫本翔太郎さん

応募されたニューノーマルステージのテーマは「ニューノーマル時代に対応する観光まちづくり」です。ゼミ生は和歌山県田辺市を対象地域とし、観光まちづくりプラン「茶摘み体験から始まる交流人口から関係人口へ!」を提案されました。

 和歌山県田辺市といえば、熊野本宮大社や熊野参詣道等の世界遺産の構成資産や熊野本宮温泉郷があり、歴史的な観光地として知られています。また、田辺市熊野ツーリズムビューロー等の活躍による観光客誘致と受入れ体制の整備など、地域観光推進のモデル地域として注目されています。

この田辺市の旧本宮町には、平安時代に上級貴族による熊野詣の際、京の都から茶樹がもたらされたという言い伝えが残っています。そして現在に至っても、参詣道沿いとなる伏拝地区では茶の栽培が継承されており、茶畑が広がっています。一方で、人口減少が著しく、高齢化率も高いため、今後の継承は厳しくなっているのが現状です。

そこでゼミ生は、これからの人口減少時代における地域経済循環に必要とされる「関係人口」に着目し、茶の栽培に関わる体験型観光をきっかけとして関係人口づくりへ繋がるプランを考えることになりました。

プラン化へ至るには、多方面への調査が必要となります。夏休みの1か月間、コロナ禍でしたのでオンライン(Zoom)による聞き取り調査やアンケート調査が主となりましたが、緊急事態宣言解除後は現地での聞き取り調査も実施されてきました。この調査では、田辺市観光振興課、田辺市本宮行政局、田辺市熊野ツーリズムビューロー、熊野本宮観光協会の協力を得ることができました。


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熊野本宮観光協会での聞き取り調査

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田辺市本宮行政局での聞き取り調査 

 本選外での入賞ということで決勝戦への出場はできませんでしたが、多くの応募のなかから選ばれましたことは大変素晴らしいです。また、コンテストに応募することを通して、他大学生の取組みやアイデアを知り、比較する機会にもなり、今後の研究活動や実際の観光まちづくりへの関わり方について大きな学びになったかと思います。

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