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03.05

NEWS

2021

日本地域学会 第57回(2020年)年次大会で、本学研究科  博士課程前期課程 1回生が「優秀発表賞」を受賞しました

20201212()13()に開催されました、

日本地域学会 第57回(2020年)年次大会で、博士課程前期課程1回生の三木 泉佳さん 尾上 みかさんの2人が 「農泊事業によるソーシャル・キャピタルの形成の検証 —滋賀県蒲生郡日野町における事例研究—」というタイトルで発表しました。

ファーストオーサーの三木 泉佳さんが学会の「優秀発表賞」を受賞いたしました。

日本地域学会


受賞に際しての指導教授の黒川教授からのコメント

日本地域学会は、昭和37年6月19日に設立され、現在約950名の会員で構成され、日本学術会議第3部および 日本経済学会連合に所属しています。

また、国際地域学会の日本支部(英文名称は、The Japan Section of The Regional Science Association International)として会員は、世界大会、アジア太平大会などにも参加している、極めて国際的な学会です。

今回の大会では合計70組ほどの発表があり、その中の30歳未満の若手研究者を対象に3組が選定されたものです。

発表する資格は大学院の修士以上のため、これまで優秀発表賞は博士後期課程の院生がほとんどで、その中で修士1回生の本件は極めて珍しいものです。


三木泉佳さんと尾上みかさんの論文「農泊事業によるソーシャル・キャピタルの形成の検証滋賀県蒲生郡日野町における事例研究は、日本地域学会 第57(2020)年次大会20201212()-13()主催:東洋大学(オンライン開催)で発表されたものです。 

本研究では、コロナ禍以前からの滋賀県日野町の農家民泊事業のフィールド調査を通じ、コミュニティの農泊事業の活動の原動力を探ったものです。そのコミュニティの力強さ、(ソーシャルキャピタル)をいくつかの代理変数(近所付合い、地域愛着、文化への誇り等)を通じて明らかにしたものです。

コロナ禍にあっては、Zoomを使った会議でも調査を重ね、それらの代理変数の関係を明らかにしたことに加え、地域特有の文化である近江商人の三方良しの文化と誇りの重要性を改めて見出しているところにも意義があります。




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