GRGP参加者のVOICE

所属学科

環境都市専攻環境社会工学コース所属(大学院)

留学した理由は?
大学院に進学し、GRGPプログラムが留学資金の援助をしてくれることを知りました。そこで、以前から海外留学願望があったこともあり、留学する絶好の機会だと思い決断しました。海外に行くと価値観や文化の違いを実感し、それが自身の知見を広め、精神的に成長するきっかけになると思います。GRGPプログラムは、行き先の大学は個人で探す必要はありますが、大学に研究留学することができるので、学部時代はなかなか経験できない海外の大学の研究機関としての側面を見ることができます。一人で留学することになるので、語学力の向上も期待できます。
留学先で学んだことは?
ドイツのカールスルーエ工科大学に研究インターンシップ生として滞在し、2か月半、実験や文献調査、研究のお手伝いに励みました。私を受け入れてくれたグループは、原発解体技術に関する研究チームで、立命館大学で私が専門としている分野と全く違ったため、実際はセメントと鉄の付着の実験を担当しました。先生方は大変多忙だったために、実験よりも文献調査に多くの時間を費やすことになりましたが、毎日英語の文献を読み英語で会話することで英語力が向上しました。大学は非常に多国籍な環境であり、その中で意見交換できたことが大変貴重な経験でした。また、大学で出会ったギリシャ出身の女学生が、私の帰国後、立命館大学の都市シスの研究室に3か月間インターンに来てくれたことがとてもうれしかったです。
留学先で困ったことは?
留学先が決定してから渡航まで1か月しかなかったために、私はドイツ語を習得できないまま渡航することになりましたが、大学内では英語でコミュニケーションをとることができたので、楽しく過ごすことができました。しかし、普段の会話は全く理解できなかったことが非常に残念でした。ドイツ語ができれば、留学生活がもう少し充実していたかもしれません。他には、大学には夏休みの間滞在しましたので、留学生を支援してくれる方々は休暇に入っていましたし、授業を受ける機会が無かったので少し不便でした。
今後の目標は?
留学経験がないことへの不安は、当たり前ですが誰もが通る道です。私も、南アフリカでの共同研究インターンシップが初めての留学で、それまで外国人とまともに喋ったことすらありませんでした。そんな私でも無事に帰ってくることができました。立命館のプログラムは、万全の体制で私たちをバックアップしてくれます。不安なことは、先生やスタッフ、先輩にどんどん相談して下さい。同じ不安を経験した方々ですから、きっと面白い話が聞けると思います。