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卒業生が語る、
グローバル・スタディーズ専攻の価値

田所 みのり

田所 みのり

エヌエヌ生命保険株式会社勤務

卒業:2017年度

2014年4月、立命館大学国際関係学部グローバル・スタディーズ専攻に入学。2015年には国立シンガポール大学へ1年間の交換留学を経験。2018年3月に卒業し、エヌエヌ生命保険株式会社に入社。大阪営業部へ配属となる。

苦手だったプレゼンやディベートも克服し、
傾聴力や伝える力を磨くことができた。

女性の働きやすさや充実した研修プログラムに惹かれて入社を決めた

就職活動の時点ではまだやりたい仕事が定まっていなかったため、社員を通じて感じる会社の雰囲気や入社後はどのように成長できるかを重視していました。エヌエヌ生命の社員にお会いすると、愛社精神や社員間の和気藹々とした雰囲気が伝わってきましたし、女性の働きやすさも感じることができました。また、若手から中堅まで幅広く行われている研修プログラムに惹かれ、入社を決めました。
エヌエヌ生命では、中小企業にターゲットを絞った生命保険商品を扱っており、直接販売ではなく、代理店を通じて販売しています。営業としての私の業務は、新規代理店の開拓と既存代理店のフォローです。新規開拓では、電話や飛び込みでアプローチし、自社商品の魅力をお伝えしています。既存代理店は、税理士事務所や損保代理店、生保代理店、銀行、証券会社など本業の異なる方々なので、定期的に勉強会を行ったり、具体的な提案内容のご相談を伺ったりしています。商品についてはもちろん、保険税務や法人の財務管理など、保険提案にまつわるさまざまな知識を必要とするのが難しい点です。正確な案内や対応を求められるので、少しでも自分の回答に自信がない場合は、確認を怠らないよう気をつけています。

大学で身につけた「傾聴力」を活かし、営業として活動する日々

大学では、どの授業もエッセイとプレゼンに追われていたことを覚えています。授業内容に沿ってさえいれば研究内容は自由に選べたので、自分でテーマを考えて論文にまとめ、発表するということを繰り返し行っていました。グローバル・スタディーズ専攻は少人数での授業がほとんどで、学生同士が討論する時間が多いのが特徴です。最初はバックグラウンドの違う学生たちのなかで自分の意見を発信する自信がなく、プレッシャーに感じていました。でも、プレゼンやディベートにも徐々に慣れていき、意見を発信するだけでなく、他者の考えにも興味を持ち、お互いの意見を尊重する重要性を学べたと思います。
そうした中で磨かれた「傾聴力」は、相手がいる仕事には必ず必要になるものです。例えば、営業現場では競合他社の状況やお客様への提案手法、提案する代理店の立場などを踏まえた上で、相手の意見を聞き入れ、何がベストなのかを考え、相手にそれを伝える必要があります。まさに授業で経験したことの応用です。今後、仕事内容が変わったとしても活かせるスキルだと、社会人になってあらためて実感しています。
営業という仕事柄、中小企業の経営者とお話をする機会も多く、経験値の違いから自分の知識が間に合わないこともあります。そんな中でも、相手の興味や考えを傾聴する姿勢を持ち続けることで、自分自身の興味を広げられるように努力をしています。日々、時事ニュースに気を配るのはもちろん、専門知識を養うためにも相続診断士の資格を取得したり、根拠づけた提案ができるよう、現在は簿記2級などの資格取得に向けて勉強をしています。

コミュニケーション能力を培える環境こそが魅力

グローバル・スタディーズ専攻では、バックグラウンドの違う人々と意見を伝え合う練習ができます。高校までの教育では、出題される問題には必ず正解があり、しかも正解は一つだったと思います。しかし、グローバル・スタディーズ専攻に入って、世の中の問題に対する正解は複数あることがほとんどだと学び、自分なりの正解が何なのか導き出す方法や、なぜそれが正解と考えるのかを相手に伝えるための練習機会を得ることができました。英語で学べることや国際交流ができるだけでなく、社会人として不可欠なコミュニケーション能力を培える環境が最大の魅力だと思います。

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