Special Contents #01

「国際関係学」とは何か?

国際社会の課題に切り込む「国際関係学」、
その多様な視点を、教員がそれぞれの専門分野から紹介します。

途上国開発・
国際協力

多文化社会

新しい脅威

中東の政治

途上国開発・国際協力

グローバル時代に求められる
持続可能な国際協力とは

途上国開発・国際協力の方法・考え方は、時代やそれぞれの国・地域の状況によって多様です。ODA(政府開発援助)などの公的援助においては、東南アジアでは、無償資金協力によるインフラ整備や人材育成への支援を経て、近年は有償(融資型)の支援が主流になっています。持続可能な国際協力を実現するために、国や国際機関だけでなく、市民社会、民間企業がそれぞれの活動を通じて国際協力に取り組む例も増えています。

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長期にわたる内戦の末、18年前、新たな国家が樹立されたアフガニスタン。日本をはじめ多くの国の支援のもと、復興の道を歩みました。多様な国が参加する国際協力では互いの考えを尊重し、連携を進めることが必要となります。

多文化社会

「移民の国」アメリカの経験から、
日本型の多文化社会を展望する。

日本が直面する喫緊の課題はもはや、外国人や移民を受け入れるべきかどうか、にはありません。すでに住んでいる200万人以上の外国人を含め、多様な背景を持つ人々の文化やアイデンティティを尊重しながら、社会の一員として受け入れること。「移民の国」アメリカの歴史的経験から、日本においてあるべき多文化社会、共生社会とは何かを模索します。

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近年、欧米諸国における移民統合や難民をめぐる問題の深刻化、テロ事件の続発、極右勢力の拡大などによって、多文化主義の「後退」や「失敗」が強調されるようになっています。アメリカ合衆国も例外ではありません。

新しい脅威

グローバルに広がる
麻薬の脅威から人と国を守る

人間の生命や国家の存続を揺るがす「新しい脅威」の一つに、麻薬があります。麻薬産業は「グローバルビジネス」です。主に南米で生産されてアメリカ、ヨーロッパをはじめ世界に流通し、世界の国々や国際関係に大きな影響を及ぼしています。こうした世界に脅威をもたらす問題の解決策を探るために、国際関係学の知識や視点が必要とされています。

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麻薬の生産地で新たな農業や産業を開発し、麻薬産業に依存する経済構造を変えようとする「代替開発」が始まっています。生産国だけに委ねるのではなく、国際社会全体で解決に取り組むことが求められています。

中東の政治

中東の政治を
「よりよく」理解するために

中東の紛争の原因は『宗教』にあると思われですが、シリアの内戦は、世俗主義を掲げるアサド政権と、イスラームを政治に復活させようとする反体制派のいわば「宗教か否か」の対立であり、異なる宗派同士が対立しているわけではないのです。「アラブの春」を経て、「政治」と「宗教」の関係をめぐって変化し続ける中東の政治を『よりよく』理解するための方法を探ります。

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紛争地域に住む人々の声や書物といった一次資料を集めるため、現地の研究機関に委託するかたちで大規模な世論調査を実施し、人々の声を収集する試みが始まりました。

学びの特色

国際社会へ飛翔する
実力を磨く。

学び方を学ぶ初年次教育から、国際社会シミュレーションゲーミング、ゼミナール大会、
世界各地への留学、フィールドワーク、国際ボランティア。
国際関係学部の4年間は、あなたが世界に羽ばたく翼を鍛えます。

FAQ

他大学の国際系学部・外国語学部との違いは何ですか?

立命館大学国際関係学部でも、豊富な留学プログラムや集中的な外国語教育を提供しています。それらに加えて、国境を越える問題を複数の学問領域を総合した「国際関係学」アプローチで分析する能力を養成します。「習得した外国語を使って伝えたいこと」を膨らませ、「国際的な舞台で成し遂げたいこと」を後押しします。

初めての一人暮らし、大学生活になじめるか不安です。

1回生全員が履修する「基礎演習」は、少人数(20数名)で年間を通じて行われ、仲間作りの場として位置づけられています。そこでは担当教員だけでなく、「オリター」と呼ばれる先輩学生の有志グループも加わって、新入生の大学生活スタートを学修・生活の両面からサポートします。

国際協力活動やボランティアに参加してみたいと思っています。

多くの学生が自主的に国際協力を実施する学生団体に所属したり、災害復興支援のボランティア活動に参加したりしています。自ら新しい団体を設立した学生も多くいます。立命館大学の「サービスラーニングセンター」や「災害復興支援室」は皆さんの思いをサポートします。

キャンパスでも国際的な環境で学ぶことができますか? 

GS専攻は英語による科目履修だけで学士学位が取得できる専攻で、北米、ヨーロッパ、東南アジア、アジア、アフリカなど多様な国・地域出身の留学生が、海外大学では一般的な、事前課題による予習と教室での議論を組み合わせたスタイルを中心に学びます。
語学力の要件を満たせば、国際関係学専攻(IR専攻)の所属でもGS専攻の英語による専門科目を受講できますし、GS専攻の学生もIR専攻の授業を履修することが可能です(クロス履修システム)。
国際関係学部は、GS専攻とIR専攻そしてアメリカン大学・立命館大学Joint Degree Programや国際関係研究科の学生が相互に交流することで、京都でも国際的な学修環境を実現しています。

留学をしなくても充実した学生生活を送ることができますか?

国際関係学部では、学生一人ひとりに適した学びのスタイルが見つかります。留学プログラムに参加しなくても学内で英語での授業や留学生支援のボランティアに参加して、国際的なコミュニケーション力を磨いたり、部活動、サークル活動やボランティア活動に熱中しながら国内中心で学んだ先輩もおり、それぞれ活動を通じて成長し、就職の際にも高い評価を受けています。

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