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2018.06.14

開発政策論 SDGsをテーマにゲスト講義を実施

2018年6月14日『開発政策論』(嶋田晴行教授)に、政策研究大学院大学(GRIPS)の紺屋健一教授をお迎えし、2015年に国連総会で採択された「持続可能な 開発目標」(SDGs)について、その意義および目標達成のための日本における取組の事例等を紹介して頂いた。
講義では、メッセージとして、SDGは決して国連や政府レベルの遠い目標ではなく、企業、 NGO、大学そして個人レベルで様々な角度から取り組みが可能なものであり、そのような観点から今後SDGsに関心を向けてほしいとの期待が伝えられた。 SDGsが国際的な目標であることから、多くの学生にとっては自分とは関係の無い事柄であるとの認識 が最初はほとんどであった。しかし、講義の中で紺屋教授からよく知られた民間企業や地方公共団体、さらに大学生グループが様々なレベルでの取り組みを行っていることが紹介され、SDGsは途上国問題に限らず、より身近で日常生活にも関係したものであるとの理解が深まった。

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2018.6.13

学部創設30周年記念講演会「Circles of Compensation 日本の経済成長とグローバリゼーションへの提言」

立命館大学国際関係学部、国際関係学会は6月7日、ケント・カルダー教授(ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(School of Advance International Studies (SAIS))ライシャワー東アジア研究所所長)を招聘し、国際関係学部創設30周年記念特別講義を開催しました。ケント・カルダー教授は、米国を代表する日本・東アジア研究の専門家です。SAIS着任以前は20年間プリンストン大学で教鞭を取り、駐日アメリカ大使特別補佐官、戦略国際問題研究所日本部長、ハーバード大学日米関係プログラム初代事務局長などの役職も歴任しました。2018年7月1月からは、SAIS副学長に就任予定です。著書は、アジア・太平洋大賞を受賞した「アジア危機の構図」(1996年)の他、「ワシントンの中のアジア」(2014年)、「シンガポール - スマートな都市、スマートな国家」(2017年)など多数あり、日本語訳は10冊出版されています。

立命館大学での講演では、カルダー教授は、昨年スタンフォード大学から出版された、Circles of Compensation: Economic Growth and the Globalization of Japanについて話をしました。この本は、カルダー教授が長く研究を続けてきた日本の国内政治と外交に関する研究の集大成であり、『自民党長期政権の研究――危機と補助金』(文藝春秋, 1989年)と、『戦略的資本主義――日本型経済システムの本質』(日本経済新聞社, 1994年)の続編とも言えるものである。冒頭に、君島東彦 国際関係学部長がカルダー教授を紹介し、林恩廷 国際関係学部助教の司会により進行しました。

カルダー教授は、Circles of Compensation(互恵の輪)という概念を通じ、なぜ日本がグローバリゼーションへの対応に遅れをとっているのかを分析しました。カルダー教授によると、日本は明治中期以降、近代化と経済発展のため、企業グループや業界団体、政治会派、官僚組織は、互恵的なネットワークを通じた協力体制を敷くことにより、過剰な競争を抑制し、設備投資や技術革新を効率的に進める仕組みを作ってきました。このネットワークは、明治期・大正期の日本の近代化、そして設備投資主導型の高度経済成長には、政治状況がグローバル化し、素早い変化や生産性の向上が求められる時代になると、内部調和を保つインセンティブが足かせとなり、外部環境への対応の遅れやリスク回避傾向により、日本の経済停滞の一因となり、アベノミクスの第三の矢である成長戦略へのハードルともなってきました。

カルダー教授は、金融、土地と住宅、農業関連、エネルギー関連、運輸交通、コミュニケーションのネットワークを例に上げています。例えば、羽田・関西国際空港の着陸料は、仁川国際空港など諸外国の主要国際空港よりもはるかに高くなっています。一般利用者や航空会社にとっては不都合であり、建設費や近隣住民への補償のための出費、規制による空港施設の高度化やサービスの多様化への遅れ、外資企業の空港サービスへの参入のハードルの高さにより、結果として諸外国の空港に比べると使いにくく、結果としてグローバリゼーションへの対応の足かせともなっています。このように、Circles of Compensationというネットワークは、メンバーを保護し、利益を内部分配し、ネットワークの外側にいる者がそのコストを負担することになります。カルダー博士は、この問題の解決策として、ネットワークを破壊することよりも、ネットワークによる恩恵を受ける層を広げること、また国際プレーヤーを取り込んでいくことを提起しました。

講演に続き、活発な質疑応答が行われました。講演会には英語で学ぶプログラムであるGlobal Studies専攻やJoint Degree Programを始めとした多くの国際関係学部の学生、教員や海外大学からの交換留学生も多く参加し、活発な質疑応答が行なわれました。参加学生は、この講演を通じて、Circles of Compensationを自分のキャリア選択や、日本のグローバリゼーションの現状と未来、海外との関わり方と関連づけて受け止めており、その意味でも、カルダー教授のメッセージは、グローバリゼーションを体現している国際関係学部の30周年にふさわしいものであったといえます。

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2018.03.20

学位授与式を実施しました。

立命館大学では3月20日、卒業式・学位授与式を開催し、国際関係学部から281名、国際関係研究科から15名が卒業・修了しました。

学位授与式には、修了生・卒業生に加え、多くの家族・友人、教職員が参加し、ともに修了・卒業を祝いました。卒業・修了生は、立命館大学で学んだことを糧に、今後、日本各地・世界各国で新たなキャリアをスタートします。

卒業・修了生の皆様、おめでとうございます。皆さんのご活躍を期待しています!


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2018.01.25

【活動報告】各国外交官と学生の交流会を開催

立命館大学国際関係学部・国際交流団体RIRIE2017年12月9日(土)に国際交流基金関西国際センターにて、各国外交官・公務員32名と国際関係学部生による交流会を行いました。 

交流会では国際交流基金関西国際センターにて日本語を学習している外交官・海外公務員と、国際関係学部生がお互い日本語と英語を交えながら、日本の学生生活、外交官の仕事、各国の紹介や国際問題など、さまざまな話題について語り合いました。

参加学生は、白熱したやり取りをつうじて、外交官・公務員の方々の日本語を積極的に話す姿勢や各国の初めて知る情報に驚きつつ、交流を深めることができました。

交流会後は関西国際センターの食堂にて夕食をともにし、交流会中に話せなかった人とも交流することで、食を通しての文化の違いやお互いの将来のことなどを語り合いました。

このように多くの現役外交官・公務員の方々と直接交流する機会は、参加者にとって貴重な経験となりました。

国際交流団体RIRIEはこれからも国際交流会を企画していきます。次回は2018年2月に韓国の高校生との交流会を行う予定です。

(RIRIEによるレポートより抜粋)

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2017.12.26

国際関係学部事務室一斉閉室のお知らせ(2017年度冬季)

国際関係学部事務室一斉閉室のお知らせ(2017年度冬季)


以下の期間、国際関係学部事務室は一斉閉室をいたします。
お問い合わせへのご対応は新年1月5日(金)以降順次させていただきますので、
何卒ご容赦くださいますよう、御願い申し上げます。

事務室休業期間:
12月27日(火)~1月4日(木)冬季休業期間


皆様良いお年をお迎えください。

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2017.12.1

国際関係学部 第18回オープンゼミナール大会を開催

2017年12月1日(金)、衣笠キャンパス恒心館にて2017年度立命館大学国際関係学部オープンゼミナール大会を開催しました。本大会は国際関係学部生が国際社会の様々な問題を多角的な視野をもって考察し、その成果を社会に発信する場として2000年度に始まりこのたび18回目の開催を迎えました。



大会当日は11月13日(月)に行われた選考会には23チームが出場し、選考会を勝ち抜いた6チームがプレゼンテーションを行いました。当日は、研究の成果を見るべく国際関係学部の教員や、多くの学生達が観覧席に駆けつけました。また、30社を超える企業の方々にもゲスト審査員としてご参加いただきました。プレゼンテーションを終えた後の質疑応答の時間には、ビジネス・プロフェッショナルの視点から多くの貴重なご意見をいただくことができ、充実したゼミナール大会となりました。

本選を勝ち抜いた以下のゼミが表彰されました。

優勝
『ミサイルから日本を守れ!!~日本の海を守りたい~』
国際法守り隊(西村ゼミ所属)

[ 企業からのゲスト審査員からいただいた評価 ]

  • 発表方法の工夫により、“誰が聞いてもわかりやすい”という理想的な発表でした。
  • 正確なリサーチと件書検証で分かり易く説明する展開は見事だった。
  • 発表も楽しく、続きがあればまた見たいと感じました。内容も様々な視点からの意見が聞けて勉強になりました。
  • プレゼンテーションのオリジナリティ、課題に対する解決策の目の付け所がとてもよかったです。
  • TVを見ているような面白さでした。
  • 法的な解釈が非常におもしろく勉強になりました。感情論ではなく、理論から見てこの問題にどう取り組んでいくべきかを考えさせられる良い発表だったと思います。
  • 今すぐに実現できない課題がたくさんあると思うので、この解決策がどう実を結ぶか継続して考え意見を述べて言ってもらいたいです。

準優勝
『イスラーム経済で日本の夜明けぜよ〜新規事業でビジネスチャンスの拡大に迫る〜』
すえちか財閥(末近ゼミ所属)

[ 企業からのゲスト審査員からいただいた評価 ]

  • イスラーム圏でのビジネスという内容が普段触れていないだけに新鮮だった。
  • 実際の事例を交えて説明することで、より理解しやすかったです。
  • 文化や人の気持ちによりそった、具体的な提案でわかりやすかったです。現在日本企業が未着手の取り組みに目を付けたことが素晴らしいと思いました。
  • 企業側の立場だとつい自社のことに目を向けがちですが、ワクフという表面的にはわからない、数字ではない現地の分析の仕方は大変参考になり、はっとさせられました。
  • 国に対する投資ではなく、宗教文化に着目されていたところが興味深かったです。
  • シンガポールでの活用事例など、多面的な情報収集がなされていて良かったです。
  • 仕組み・ビジネスモデルの提案としておもしろかったです。既に現地でも盛んに行われているとすれば、日系企業もどこか入ってやっていくべきだと感じました。

プレゼンテーションの後には諒友館Rossoにて交流会を行ない、プレゼンテーションの内容に留まらず、企業の方々、教授、学生が様々な話題について意見を交わす貴重な機会となりました。

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2017.11.28

イスラエル・パレスチナ若手リーダーとともに考える未来

外務省が実施するイスラエル・パレスチナ合同青年招へい事業で訪日し、東京、広島等を訪問中の政府職員、ジャーナリスト、NGO、会社経営者等などの若手実務家リーダー(イスラエル側5名、パレスチナ側5名)が衣笠キャンパスを訪問し、学生等との意見交換を行いました。

当日は、外務次官を務めた薮中三十二国際関係学部特別招聘教授が司会を務め、イスラエル・パレスチナにおける平和構築等の課題について、歴史的経緯やそれぞれの経験をもとに、日本側の学生と当初の予定時間を超えて忌憚のない意見交換が行われました。

日本側からは、インドネシア、イギリス、ポーランド、ノルウェイ等からの留学生も含め、国際関係研究科、国際関係学部の院生・学生、交換留学生、高校生等約30名が参加し、イスラエル・パレスチナ側の若手リーダーの活発な議論に大きな耳を傾けるとともに、終了後にわたって意見交換・交流が行われました。

イスラエル・パレスチナの若手実務家はその後、外務省において河野外務大臣を表敬訪問しています。

*国際関係学部では、中東研究等の授業が開講されるとともに、イスラエル・パレスチナをテーマにした自主ゼミが活動するなど、当該地域について、学生・院生かから大きな関心が寄せられています。

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2017.10.1

外務省専門職員採用試験において立命館大学国際関係学部より2名が合格

平成29年度外務省専門職員採用試験において、立命館大学国際関係学部より、2名(4回生1名・既卒者1名)が合格しました。


立命館大学国際関係学部・国際関係研究科は、藪中三十二特別招聘教授(前外務事務次官)が講義を行なうなど、外交分野での人材育成に取り組んできました。現在、多くの国際関係学部・研究科の卒業・修了生が外務省で活躍しています。国際関係学部(学士課程)2018年度入学者新カリキュラムでは「国際公務プログラム」を新設。外交・公務の世界を目指す皆さんを歓迎します。

<外務省校友懇談会>...
http://www.ritsumei.ac.jp/ir/alumni/ir-group/2010-001.html/

<立命館大学 エクステンションセンター 過去の合格実績>
http://www.ritsumei.ac.jp/extension/about/record.html/

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