2018912()-13()、立命館大学朱雀キャンパスにおきまして「2018年度新任教員対象FDプログラム」第4回目を開催いたしました。実参加人数は29名と盛況な研修会となりました

 912日は本センターから薄井道正先生が講師となり「学における授業法」として講義やアクティブ・ラーニングの手法についてのレクチャーを行いました。さらに山岡憲史先生が中心となり「授業設計と模擬授業の実施(マイクロティーチング)」として、本センター教員がファシリテーターとなった模擬授業のグループワークを行いました。

 「学における授業法」では大学・高校での教員歴30年を越す薄井先生が自身の実務経験と最新の教授学習手法を織り交ぜたレクチャーを行いました。アンケートでは「どのような点に注意して授業を進めればいいか、分かりやすく説明してもらえた」、「薄井先生の熱意が伝わってくる内容でした」というコメントをいただきました。


               <薄井先生の講義の様子> 

 授業設計と模擬授業の実施(マイクロティーチング)」では山岡先生がマイクロティーチング(短時間での模擬授業)についてのレクチャーを行った上で受講生は小グループに分かれて、本センター教員をファシリテーターとしたマイクロティーチングを実施しました。ファシリテーターからのコメントはもちろん、授業についての受講生同士の意見交換が行われ、プログラム終了後も活発な議論が行われました。アンケートでは「他の先生の教授法を学べてとても有意義でした。フィードバックを後期の授業準備に活かしていきたいと思います」、「他の先生方のスタイルが見られたのはよかったです。個別コメントもいただけて嬉しいです」といった受講生の方々からのコメントがありました。このワークショップではファシリテーターとして本学教職研究科の加藤敦史先生(本プログラム前年度修了生)のご協力を賜りました。

 翌913日は本センターから沖裕貴先生が講師となり、「授業の到達目標の書き方」・「成績評価の方法」のレクチャー・ワークショップを行いました。さらに鳥居朋子先生が講師となり、「コース・ポートフォリオ」作成のレクチャー・ワークショップも合わせて実施いたしました。

 「授業の到達目標の書き方」では学習目標の書き方について、教育方法学の基礎知識及び実際の授業設計で用いられる知識・技法が解説され、ワークショップでは受講生はレクチャーを念頭に持ち寄ったシラバスを改良しました。「成績評価の方法」では「パフォーマンス評価」(アクティブ・ラーニング等、受講生の現実的な文脈に即した学習成果を評価する)の代表的な手法である「ルーブリック」について、受講生はその基本概念と作成方法を学んだ後、自身のシラバスに沿ってルーブリック作成の実習をしました。アンケートでは「シラバスの書き方は、あまり良く分かっていなかったので、今後のためにもとても勉強になりました」、「到達目標の考え方・書き方の要点がよく理解できました。講義内容とWS内容が直結していたので、成果が実感できました」、「成績評価に関する自分の曖昧さについて悩んでいたところが払拭された思いです。ありがとうございました」とありました。


                <WSの様子> 

 「コース・ポートフォリオ」作成では、本プログラムの修了要件の1つである「コース・ポートフォリオ」(自身が実施したコース=授業を整理しながら、自身の教育活動を省察し、教育能力の証明となる作品帳) の手法を解説した後、実際に授業性自身の授業をもとにしたコース・ポートフォリオの作成実習を行いました。多くの方が初めてとなる「コース・ポートフォリオ」でしたが、センターの教員が丁寧に対応し受講生の方々はそのノウハウを体験的に学ばれていました。アンケートでは「半年の自らの授業を振り返る良い機会になりました」とありました。

 「コース・ポートフォリオ」の発表大会は2019126日(土)に、また、今回と同じ内容の講座は1124日(土)・128日(土)に予定されております。今回、受講できなかった皆様は後の日程でぜひご参加くださいませ。