配属希望者へ

研究室への配属までのプロセスと配属後の卒業研究の概要は以下のとおりです。(2018年現在)



3回生後期 仮配属まで

生命医科学セミナーの第1回~7回に「卒業研究ガイダンスおよびスケジュール説明」、「各卒業研究担当教員の扱う研究領域および卒業研究室紹介」、「進路・就職セミナー」などが実施されます。この期間内に、皆さんの卒業研究室の仮配属先が決まります。仮配属先の決定に際しては、皆さんの成績が考慮されます。したがって、配属先についての希望を叶えるために、良い成績を修めるよう勉強に励んでください(もちろん研究室配属を目的として勉強するという意味ではありません)。また、面接によって仮配属先が決められる場合があります。プロテオミクス研究室では、旺盛な好奇心と強い忍耐力をもって卒業研究に取り組むことができる方を求めています。また、当研究室への配属を希望する動機も重視されます。さらに、研究室の高いアクティビティーを保つためには、多くの大学院生の研究活動が必要であることから、卒業後も大学院に進学して引き続き当研究室で研究を深めたいと考えている方を特に歓迎します。



仮配属後

生命医科学セミナーの第8回~15回に英語の原著論文のイントロダクションを交替で紹介してもらいます。ここでは、研究の流れを理解してもらうことを目的としています。
  仮配属後は研究室への出入りは自由です。空いている時間を有効に活用して、積極的に研究室の先輩とコミュニケーションをとることで、プロテオミクス研究室で行われている実験の技術や研究テーマに対する理解を深めてください。また、希望者には、基礎的な操作の習得を目的とした実験を行ってもらうことも可能です。遠慮なく、その旨指導教員に相談をしてください。
  この期間内に指導教員と話し合った上で、卒業研究テーマを決定します。そのために、研究テーマに関連する基礎的な知識を身につけるための自習を行ってください。



4回生前期・後期

 毎日研究室に来て、テーマに沿った卒業研究を行います。大学生活の総決算と位置づけて、熱意をもって、全力を傾けて卒業研究に取り組んで下さい。卒業研究は、これまでに皆さんが経験した学生実験とは異なり、新しい発見が求められるものです。したがって、優れた研究成果をあげるためには、テーマに関して「これまでに何が分かっているのか?」、「どのような戦略で研究を進めていくべきか?」などについて、皆さん自身で多くの文献を読むことで、あらかじめ十分な理解をしておくことが重要です。周到な準備を終えることで、いよいよ卒業研究がスタートします。あとは、期間内に皆さん自身が満足のいく研究成果をあげることに専念してください。また、研究を進める上で、担当教員はもちろんのこと、先輩や同級生とのコミュニケーションを密にとることが重要であることに留意してください。
 卒業研究の成果は、卒業論文としてまとめてもらいます。また、学科内の他の研究室との合同発表会で各自の研究成果を発表してもらいます。
 卒業研究とは別に、研究室のメンバー全員が集まって、週に1回のゼミを行います。研究報告、英語の原著論文紹介、総説紹介などをメンバーが交替で行います。最新の研究成果に関する情報を得ることに加えてプレゼンテーション技術を磨くことも心掛けて、十分な準備をした上でゼミに臨んでください。
卒業研究を通して、プロテオミクス研究室に配属された皆さん全員が、「新しいことを発見する喜び」を味わうことができることを期待しています。




○卒業生の進路(順不同)

大学院進学(立命館大学、東京大学、京都大学、大阪大学)
WDBエウレカ
テルモ株式会社
T&G
日本郵政
ハウス食品
・・・他

特記事項:
2008年度当研究室卒業生が千葉大学医学部学士編入学試験合格の快挙を成し遂げました。


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