地球の上に生きる2006
DAYSJAPANフォトジャーナリズム写真展

会   場 : 国際平和ミュージアム 中野記念ホール
※お車での来館はご遠慮ください
会   期 終了いたしました!ありがとうございました!!
開館時間 : 9時30分〜16時30分(入館は16時まで)
参観料金 : 大人=400円/中・高校生=300円/小学生=200円
  ※20名以上の団体は50円割引
主   催 : 立命館大学国際平和ミュージアム/株式会社デイズジャパン
後   援 : 京都府/京都市/京都府教育委員会
  NHK京都放送局/KBS京都/朝日新聞社/毎日新聞社読売新聞大阪本社
* 立命館大学のホームページ、Pick Up のコーナーでも紹介されました!


記念講演会 : 「フォトジャーナリズムと女性問題」
* 立命館大学のホームページ、Pick Upのコーナーでも紹介されました!
終了いたしました!ありがとうございました!!
第1部 : 2006年10月11日(水) 14:40〜16:10 
第2部 :      〃        16:20〜17:20
会   場 : 立命館大学 衣笠キャンパス 以学館1号ホール
講   師 :   ルハニ・コール氏     ×     広河隆一氏


・・・開催趣旨・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

地球上では今この瞬間にも戦争、貧困、飢餓、災害、民族や人種などへの差別で多くの命が失われ
たくさんの人々が傷ついています。我々はその現実から目をそらしてはなりません。しかし近年
ますます発達するメディアによって日常には情報があふれています。そのような状況で
我々には自分で考えて情報を取捨選択する能力が求められるといえるでしょう。フォトジャーナリズムは
写真によって情報を伝えるという手法で現実を直視し、現在、社会的に大きな役割を担っています。

本展では、今回2回目をむかえた「DAYS国際フォトジャーナリズム大賞」の受賞作品59点、および
『DAYS JAPAN』に掲載された世界トップクラスの写真家たちの作品51点、計110点を展示します。
普段のニュースではなかなか知ることのできない、写真という形で切り取られた世界の現実は
寡黙ではありながら強いメッセージ性をもって我々の前に立ち現れてきます。
それらと対峙することは、地球上に生きている一人の人間として、生きていることの意味を今一度考える機会となるでしょう。


[ お詫び ]
当特別展チラシにて紹介しておりました展示構成・第2部「DAYSの時代」のロバート・キャパの作品は
都合により今回の巡回展では展示できておりません。
大変申し訳ございませんが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。


…来館者の声・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 自分達がいかに裕福で、いかに閉鎖的な生活をしていて、いかに世界に対する知識が足りないかを痛感した気がします。
自分の無知さが恥ずかしくなったし、もっともっと世界を知らなければならないと思った。
でもTVじゃダメだと思ったし、偏りのない情報を入手しなければダメだと思う。

(大阪府 10代 男性 本学学生)


 DAYS JAPANは月1家に届くようにしています。でも毎月目を通せておらず、初めて見る写真もたくさんありました。
ネパールの民主化を求める人々と弾圧をする政府・軍隊の様相がかなり衝撃的で、北朝鮮のミサイルについては
大げさな程に報道するのに日本のメディアでは全くといって日本国民にこの現状は知らされていません。
メディアの役わりはとても大きく、重いものだとジャーナリストを育てる際にもっと大事にしてほしいし
権力とたたかわなければいけないと思いました。私たちも見る目を養う力、見極める力を持たなければ!

(20代 女性 団体職員)


 写真は映像とちがい一瞬で一番伝えたいことを撮らなければならないものです。
1人1人の写真家の思いがよく伝わってきました。人間は生きている間に全てのものを見聞きすることはできませんが
多くの人の手によって少しでも多くのことを見聞きすることができるようになる、その1つが
フォトジャーナリズムなのだなと思いました。しかしきれいなものだけを撮っていては真実は見えてこない。
人間は同じ人間の深部をえぐりとらなければならない。ある意味ではお互いに傷つけ合う作業ですが
そうすることによって人間はお互いに連帯もしていく。その1つの手段としての写真というものについて
あらためて深く考えさせられるものがありました。

(京都市 30代 女性 大学院生)


 様々な世界の非難な現実を最も深刻に被っているは女性だということを見て同じ女性としてつらい気持ちになりました。
国単位の狭い考えた方を取り払い同じ地球上に住む人間として、協力し合う姿勢が大切だと思いました。

(大阪府内 50代 女性 団体職員)