立命館大学
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連携基本合意書署名
(左から桜林甫松竹京都映画株式会社社長、
迫本淳一松竹株式会社社長、川本八郎立命館理事長)

挨拶する山田洋次監督

立命館と松竹、産学連携で人材育成

 2006年5月16日、学校法人立命館と松竹株式会社、松竹京都映画株式会社は東京都内で「松竹株式会社、松竹京都映画株式会社および学校法人立命館連携基本合意書」を締結した。

 立命館大学が2007年4月に開設を予定している映像学部での展開を中心に、映像産業における人材育成や映像技術の研究・開発、新事業の創出などで幅広く連携を行っていく。

 会場には松竹、立命館関係者が約80人が集まり、日本のコンテンツ産業の未来を見据えた産学連携の成立を見守った。

 締結に先立ち、迫本淳一松竹株式会社社長が「映像産業は21世紀の日本経済のけん引役として大きく期待されている分野。新しいデジタル技術と立命館、松竹の両者がこれまで築いてきた伝統を良い形で組み合わせて映像学部の教育に活かしていきたい」と述べ、長田豊臣・立命館総長は「映像制作の最前線で活躍される皆さまの知識と経験を学生に伝えていただくことは、人材育成にとって非常に有意義なこと。アジアの映像産業が目覚しく発展するなか、日本の文化を世界に発信し、映像産業の発展に寄与していきたい」と話した。

 また、映像学部での講座の開講が予定されている山田洋次監督は「撮影所には若者を育てる独特な教育システムがあり、これまで豊かな人間を育んできた。撮影所の伝統が消えようとしている今、立命館からの提案を頂き、良いところに着眼されたと驚いている。撮影所の“熱”を伝える教育が素敵な若者を育て、日本の学生が憧れる魅力的な学部になることを願っている」と語った。

 今後は、「学生の実習のためのスタジオ施設などの環境整備」や「山田洋次監督による講座など教育プログラムの検討」、「松竹株式会社および立命館の産学連携シーズの調査検討」を共同で進めていく。

連携基本合意書の締結について
映像学部設置構想について