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2008年 第63回甲子園ボウル 法政大学戦 ゲームレポート
4年ぶり6度目の学生日本一! 3年前の悔しい思いを振り払う法政大学戦勝利!
 
 

12月21日(日)、大阪・長居陸上競技場において開催された東西大学王座決定戦「パナソニック電工杯 第63回毎日甲子園ボウルin NAGAI」。対戦相手は、2005年の甲子園ボウルで逆転負けを喫した法政大学トマホークス。パンサーズは法政大学トマホークスを19-8で下し、4年ぶり6度目の優勝を決めた。これによりパンサーズは学生日本一の座を奪取し、ライスボウルへの切符を手に入れた。

試合は第1クオーター、パンサーズのQB(クォーターバック)♯11松田大司(経営3)のパスやTB(テールバック)♯26松森俊介(経営4)のランなどでゴール前1ydに詰め寄ると、QB松田からFB(フルバック)♯41姉川和章(経営4)へのパスが成功しTD(タッチダウン)を決め先制した。その後もDB(ディフェンスバック)♯12今西亮平(経営4)がインターセプトにより攻撃権を奪い、K(キッカー)♯17砂原伸一郎(経済4)がFG(フィールドゴール)を決め、9-0と点差を拡大した。

第2クオーターで法政大学を突き放したいパンサーズは、DB今西が甲子園ボウル最優秀選手選出の決め手となる2度目のインターセプトを成功させ攻撃権を奪うと、QB松田からWR(ワイドレシーバー)♯3尾崎健人(経営3)へのパスが成功しTDを奪い、流れはパンサーズに傾いたかに見られた。しかし、その後はパンサーズと同様6度目の優勝を掛けて戦う法政大学も踏ん張り、両チームとも譲らないまま一進一退の展開となった。第2クオーター終了間際には、パンサーズは反則により自陣ゴール前からの攻撃となったが、パントをブロックされ、そのまま法政大学にTDを許して前半終了となった。

後半に入り、第3クオーター、流れを手繰り寄せた法政大学の攻撃をパンサーズディフェンス陣が守る展開。相手のミスを誘うものの得点に結びつけることができず、16-8と8点差のまま第4クオーターへと移った。

2005年、パンサーズが法政大学に逆転され悔しい思いをした第4クオーター、どちらに追加点が入っても試合が大きく動く緊迫した流れの中で、パンサーズは攻守ともにペースを作った法政大学に追撃される。パンサーズもDB♯13滝澤輝久(経済4)がFG圏内への侵入を防ぐが、攻撃の手を緩めない法政大学は次の攻撃で4thダウンギャンブルを仕掛けた。しかし、法政大学の賭けが失敗したところで試合の流れが変わった。攻撃権がパンサーズに移ると、TB♯34橋本将志(経営3)や♯33山本曜司(経営4)のラン、QB松田のパスなどチーム一丸となって少しずつ前進した。K砂原がFGを決め貴重な追加点を挙げ、流れを完全にパンサーズ側に引き寄せた。法政大学も最後まで執拗に迫るが、LB(ラインバッカー)♯53相馬明宣(経済3)が追撃を完全に断ち切るインターセプトを決め、2万人の観衆が集まった客席からは勝利を確信した驚喜の声が上がり、紙テープが舞う中で試合終了。パンサーズは因縁の対決を制し、4年ぶり6度目の学生日本一に輝いた。

 チーム
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
 立命館大学
9
7
0
3
19
 法政大学
0
8
0
0
8