RS Web|Special Report|アメリカンフットボール部パンサーズ ライスボウル優勝! 日本一おめでとう! 試合レポート インタビュー フォト・ギャラリー
Interview 選手、コーチ、応援にかけつけたみなさんに、それぞれの思いを聞きました。
古橋由一郎  さん
ヘッドコーチ

日本一になれたのが不思議な気分。奇跡だと思っています。このチームは最初、とても弱いチームでした。しかし、1人1人が努力し、ここまで来る事ができました。今までのどのチームより、今日このチームで優勝できた事がうれしい。最高の勝利です。

試合前、選手には、相手が社会人だからといって気持ちで負けることなく思い切りやれと言っていたんです。技術では相手が上ですが、チーム力ではうちの方が勝っていると思っていました。追い上げられる場面もありましたが、ディフェンス陣の踏ん張りのおかげで勝つことが出来ました。

この勝利は、選手1人1人はもちろん、マネージャーやトレーナー、みんなの力で勝ち取った成果です。そして、応援してくださった方や関係者に感謝したいです。選手たちには皆さんへの感謝を忘れずに、チャンピオンチームとしての誇りを持って、これからもさらに人間的に成長していってほしいと思います。

浅尾将大  さん
主将
FB(フルバック)♯44
経済学部4回生

今はまだ優勝できたことが夢のようですが、やっとつかめたという気持ちです。最強チームを相手に、学生らしい戦いができました。今日はチームの調子がよかったのですが、もちろんそれだけで優勝できたわけではありません。春からのみんなの努力がこの結果につながったのだと思います。

試合前日は、社会人最強チームを相手にするにあたり、いかに気持ちで負けないかということが大切だと思い、4回生全員に手紙を書きました。一人ひとりを思い浮かべながら、気持ちを一つにして今日の試合に臨みました。実力で勝るインパルスに勝つことができたのは、一人ひとりが強い気持ちを持っていたからこそです。最後のインパルスのパスは危なかったですが、ずっとチームメイトを信じていました。

僕はフィールドに立てませんでしたが、怪我をした足以外はいつでも試合に出ることができるようにユニフォームを着ています。僕もパンサーズの一員ですから。そうやってみんなで掴んだ優勝トロフィー、本当に重たいです。

町健太郎  さん
副将
DB(ディフェンスバック)♯4
経済学部4回生

正直勝てるとは思っていませんでした。勝ててすごく嬉しいです。試合前までのパナソニック電工のオフェンスの印象は、「本当に止められるのか」。しかし、学生らしく走り回って止めようと思って試合に臨みました。社会人が相手ということで、怪我人も覚悟していましたが、実際続々と出てしまいました。控えの選手も総出で、みんなの力を合わせて止めたという印象です。パンサーズのディフェンスには学生トップクラスの選手が集まっていますが、選手個々の力だけでなく、チームワークも他に負けていないです。

これまで支えてくれたチームのメンバーやクラスメート、家族、応援してくださった方など、みなさんに感謝したいです。

海島祐希  さん
副将
LB(ラインバッカー)♯52
経営学部4回生

対戦相手のパナソニック電工にはパンサーズOBがたくさん在籍しておられ、パンサーズの戦い方は熟知されていました。試合中、弱い所を突いてくるプレーをされて、苦しい場面もありました。

しかし、今日は憧れのOBの方々との試合を楽しもう、そして1年間必死で取り組んできたことをここで出してやろうという思いがあって、勢いが止まる気がしませんでした。ディフェンス陣がチームを支えることができれば、勝てるという事を後輩に伝える事ができました。応援ありがとうございました。

松田大司  さん
ライスボウルMVP
QB(クォーターバック)♯11
経営学部3回生

このチームは、最初周りから「弱い」と言われていました。しかし、その悔しさを跳ね除け、厳しい練習を一年間続けてきた成果が出ました。今日はリラックスして試合に臨むことができ、プレッシャーはあまり感じませんでした。最初のパスを掴んで今日は勝てると思いました。序盤はリズム良く攻撃することができましたし、後半はディフェンスに助けられました。

ライスボウルで勝利できたのは選手だけの力ではなくみんなの支えがあったからこそ。来シーズンもパンサーズの応援をよろしくお願いします。

今西亮平  さん
DB(ディフェンスバック)♯12
経営学部4回生

日本一になれて、もう何も悔いはありません。浅尾は試合に出られないので、その気持ちも背負って試合に臨みました。試合前日の浅尾からの手紙には「何も言うことはない。明日は頼むぞ」と書いてありました。任せてくれた浅尾を信じて、みんなを信じてがんばった試合でした。
今日の試合は何回もタックルを失敗してしまいました。でもそのたびにディフェンス陣みんなでフォローし合い、ピンチを切り抜けました。社会人はとても強かったですが、ひとりひとりではなくディフェンス陣みんなで立ち向かうことで、インパルスのオフェンスとも渡り合えたのだと思います。後半はオフェンスが攻め切れていなかったので、ディフェンスが頑張らなければ、という気持ちがありました。その中でフォースダウンギャンブルのパスをインターセプトできたことは本当によかったと思います。

毛利賢二  さん
DB(ディフェンスバック)♯24
経済学部4回生

社会人日本一のパナソニック電工に勝利できてうれしいです。1年以上前からこのライスボウルの舞台を目指して練習をしてきました。練習以外でも、大学のそばのスーパー銭湯に入って、よく海島選手、武知選手とディフェンスやチームのことについて話し合い、チーム力や絆を培ってきました。今日はメンバー全員が絶対に勝とうという意気込みで臨みました。だから負ける気がしませんでしたね。

最後の最後は自分の方にボールが飛んでくると思っていたので、その時は絶対に取ってやろうと思っていました。実際にボールが飛んで来た時は頭が真っ白になりましたが、考える前に手が先に出ていました。あれは僕1人ではなく、ディフェンス陣みんなのおかげで出来たプレーだと思います。

松森俊介  さん
TB(テールバック)♯26
経営学部4回生

勝つ事ができてよかったです。今日の試合にあたって主将の浅尾選手から、4回生全員に1人ひとり手紙をもらいました。「試合に出る事ができない俺の分まで頑張ってくれ」というメッセージが書かれており、絶対にやってやろうという気持ちで試合に臨みました。この勝利は1年間みんなで努力した結果だと思います。

松尾 悠  さん
応援団 団長
理工学部4回生

終始気が抜けない試合展開でしたが、勝ってくれると信じていました。日本一を勝ち取った強いチームを応援できて私達も幸せでした。

私が1回生のときには甲子園ボウルで負けていたので、4回生になり初めて東京ドームに連れてきてもらいました。しかも目の前で優勝してくれて、本当にありがとうございました。

日本一になり、来年は追われる立場になりますが、頑張って欲しいです。また来年も後輩たちをライスボウルに連れてきて下さい!

小松満希子  さん
応援団チアリーダー部
産業社会学部4回生

とても感動的な試合でした。応援し続けたパンサーズが優勝したことで、私たち応援団が逆に励まされました。パンサーズというチームを、これからも応援し続けたいと思います。

応援に駆けつけた長田理事長、川口総長にもパンサーズへのメッセージをいただきました
長田豊臣  理事長
(試合前のコメント)

パンサーズは、「立命館の星」として大学とともに成長してきました。いわば成長のシンボルです。現在グランドに立つ選手たちは、観客席にいるパンサーズの先輩や立命館のOB・OG達、様々な人々に囲まれ試合をすることになると思いますが、ぜひ力の限り、がんばってほしいと思います。

川口清史  総長
 

対戦相手のパナソニック電工は、パンサーズOBの凄い先輩たちのいるチームだが、臆することなく、学生日本一の誇りを持ってぶつかってほしいと思い応援していた。
今年のチームは古橋ヘッドコーチがいうように飛び抜けて強い選手がいるチームではなかった。しかしその分、選手1人ひとりが練習を積み重ね、1歩1歩強いチームに成長していった。学生チームらしい勝ち方で優勝する事が出来た。ほんとうにおめでとう!

赤川知子  さん
チアリーダー部赤川真美さんの母

今日の試合、本当に興奮しました。今までの試合全てに応援に行っているのですが、パンサーズはもちろん、笑顔で盛り上げている娘たちの姿を見て感動しました。今後も、グレーター立命を何回も聞けるような「活躍」を期待しています。これからも、頑張る姿を応援していきたいですし、その姿を見守っていきたいですね。

浅尾宏吉  さん
♯44浅尾将大主将のお父さん

キャプテンである息子が、アキレス腱の怪我をしてしまいましたが、逆にその怪我があったことで、一人ひとりの気持ちがより一層、チームの団結につながったのだと思います。今まで、一つずつ勝利を重ね、日本一になれたことは本当に良かったし、うれしい限りです。
日頃の練習や試合において、大きな怪我のないように、来年も今年のように、「関西一」、「大学一」、「日本一」を目指してほしいです。

佐瀬 大  さん(写真中央)
国士館大学OB

今日、友人2人に連れて来てもらい、初めてアメフトの試合を生で見ました。やはり、テレビで見る試合とは迫力が違いますね!
またアメフトの試合を見たいと思いましたし、パンサーズのファンにもなりました。
ライスボウルで学生が勝つのは久しぶりなので、学生が日本一になってくれて、嬉しいです。楽しい試合をありがとう!

佐藤玲子  さん
#38佐藤修平選手のお母さん

最初から最後までハラハラしました。前半の最後に息子がケガをしてしまったのですが、後半テーピングを巻いて戻ってきてくれたので嬉しかったです。
関東の出身なので、ライスボウルには高校時代に息子が一緒にプレーしていたメンバーも見に来てくれていたようで、その前でプレーできて息子も嬉しかったと思います。
来年も先輩たちの素晴らしい戦績を引き継いで、ライスボウルに出場できるように頑張って欲しいです。関東から応援しています!

曽谷 直樹  さん
学生オフィス職員

今回のライスボウルは感動的な試合でしたね。実は立命館大学が勝ったライスボウルを、僕は全部この目で見てきたんですよ。今回も勝利の瞬間を見れて良かったです。この試合は特に光っていたのはディフェンスの強さですね。
また東京ドームで多くの方が、応援グッズを使って応援して下さっているのを見て、僕自身も嬉しかったです。
来年もさらに強くなったチームを見られるのを楽しみにしています。このパンサーズの頑張りが、他の課外活動団体への力になると思います。みんなで頑張っていきましょう!

高野橋正之  さん
♯42高野橋慶大さんのお父さん

はじめは、アメフトについてあまり知らなかったんです。
息子は「一番強いところでアメフトをしたい」という強い思いから立命の門を敲きました。今回の試合は、本音を言うと、少し不利かなと思っていたんです。しかし、最初のレシーブ、ディフェンス力、試合の流れといい、すべてが重なって勝利につながったのだと思います。息子たちの姿は、私自身の励みにもなっています。今では息子よりアメフトが詳しいですし(笑)。埼玉からどこにでもかけつけるくらい、アメフトが「命」になっています。

中西あい  さん
パンサーズファン

96年にパンサーズの試合を見てからファンになりました。もちろん秋のリーグ戦からライスボウルまでの試合も全部応援に行きましたよ。
今年のチームがここまでやってくれると思っていなかったので、本当に嬉しいです。
印象に残ったプレーは#11松田大司選手のスクランブル。MVPをあげるなら#53相馬明宣選手ですね。
これからもずっとずっと応援し続けるので、何があっても諦めることなく頑張って下さい。今シーズン1年間ありがとうございました!

西村絵見子  さん(写真左)
2007年卒業
応援団チアリーダー部OB

久しぶりに日本一になってくれて、最高に嬉しいです!今年は西京極であった神戸大戦と、このライスボウルに応援に行きました。
私が印象に残ったのは、第4クォーターラスト1分の#4 町健太郎選手のディフェンスですね。あれは勝負の明暗を分けたプレーだと思います。
真の日本一になったパンサーズのメンバーには、胸を張って喜びにひたって欲しいです!

西村政直  さん(写真右)
1995年法学部卒業

現在は東京で働いているのですが、後輩の活躍を見て力をもらいましたね。今回の試合は東京ドームで開催ということで、関東在住のOB・OGにとっては非常に良かったと思います。パンサーズに限らず、在学生には、「現役立命館大学生の活動、そしてその活躍はOB・OGすべの校友の力の源だ」ということを伝えたいですね。ぜひ大学生活を充実させていってください。今日の試合、パンサーズには心から、「ありがとう」と言いたいです。

橋場 慎  さん(写真中央)
2001年政策科学部卒業

東京で勤務していますが、正直なところ、社会人相手に勝てるかな、負けてしまうんじゃないかと思っていたんです。最初にパンサーズの点が入ったとき、「もしかしたら」という気持ちになりました。やってくれましたね(笑)。OBとして、誇らしい気持ちです。来年も是非勝って、これからも立命館大学をアピールし続けていってほしいと思います。

林 洋平  さん(写真右)
パンサーズOB
2008年情報理工学部卒業

社会人となり、東京に来ましたが、1個下の後輩が日本一になるのは、本当にうれしいですね。♯5森正也君を含め、真面目に練習をしていた後輩が大舞台で活躍する姿を見るのはうれしいです。パンサーズは、日本一になり続けるチームだと思うんです。だから、来年も一つひとつの試合をがんばっていってほしい。本当に、私たちの後輩が勝てて良かったです。

檜森 丈  さん(写真左)
2002年卒業
応援団吹奏学部OB

今日の試合にはしびれましたね。優勝した瞬間には感動しすぎて感極まった程です。
良いプレーはたくさんありましたが、特に勝負を掴んだラスト0秒でのインターセプトが印象に残っています。また#37大西賢助選手のブロックが最高でした!
来年の正月も東京ドームで立命館大学が戦うライスボウルが見たいです。東京で待っています!