ライブ配信

受付終了

【大阪・京都文化講座オンライン】大阪・京都<名所図会>(全8回)

申込締切日
2020年各講座の2日前
定員
各回200名

受付終了しました。

講師
大阪大学・立命館大学教員                                                          
講義紹介
大阪・京都<名所図会> 
古代より宮都、寺内町、城下町、商都へと遍歴を重ねた大坂。千年の都として日本の政治・文化の中心地であり続けた京都。二つの大都市を抱える大阪・京都には、人々を引きつける力を持った<名所>が数多くありました。
この度の講義では、8つの<名所>に光を当て、古代から現代まで駆け抜けます。なじみ深い<名所>について、考古学、歴史学、地理学、美術史学の専門家が、大阪・京都にまつわる社会と文化の諸相を解き明かします。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------

 回数: 全8回
 時間: 各回14:00~15:40 ※Q&A(質疑応答)含む
 共催: 大阪大学大学院 文学研究科・共創機構社学共創部門
     立命館大学文学部/社会連携課
----------------------------------------------------------------------------------------------------------      

 第1回: 10月 5日(月) 新京極―昭和の盛り場そぞろ歩き―
 講 師: 加藤 政洋 立命館大学文学部教授
 内 容: 京都の《新京極》は、大阪の《千日前》や神戸の《湊川新開地》とならび称される、
      近代都市を代表する盛り場のひとつです。
      今回の講座では、昭和10(1935)年の店舗・施設(映画館や寄席)を地図上で復原し、
      遊歩者でにぎわう昭和の盛り場へ紙上探訪してみたいと思います。

 第2回: 10月12日(月) 上町台地―難波宮からみた大化改新―
 講 師: 市 大樹 大阪大学大学院文学研究科教授
 内 容: 
今年2020年は『日本書紀』が誕生して1300年の節目を迎えます。
      日本古代史の一級史料ですが、どの程度信用できるのか、絶えず問題になります。
      この講座では、古代史の重要問題である大化改新について、難波宮の展開という視点から、
      その再評価を試みてみます。

 第3回: 10月19日(月) 八瀬―近代京都における〈食〉と〈遊〉のテーマパーク―
 講 師: 河角 直美 立命館大学文学部准教授
 内 容: 
八瀬は京都の郊外に位置する観光地です。1920年代には遊園地が開発されて、
      プールやスケート場にくわえて、京都の名だたる料理屋も集まり、
〈食〉と〈遊〉の
      テーマパークとなりました。今回の講座では、鳥観図や絵葉書を通じて昭和《八瀬》の
      賑わいを垣間見てみたいと思います。

 第4回: 10月26日(月) 百舌鳥・古市古墳群―大阪初の世界遺産、その圧倒的なスケールの意味に迫る―
 講 師: 福永 伸哉 大阪大学大学院文学研究科教授
 内 容: 
大阪南部の街中に忽然と現れる巨大古墳群。2019年に大阪初の世界文化遺産に登録された
      百舌鳥・古市古墳群は、地球上で最大の古墳群です。
      なぜこの地なのか。なぜこれほど巨大なのか。
      大阪新名所になった百舌鳥・古市古墳群の魅力に考古学の視点から迫ります。

 第5回: 11月 2日(月) 伏見―秀吉の首都から龍馬の拠点へ―
   講 師: 谷 徹也 立命館大学文学部准教授
   内 容: 
伏見は古来、京都郊外の景勝地として様々な役割を担った「場」でした。近世に入ると、
      豊臣秀吉が伏見城を構え、全国の大名が本宅を置く首都
として栄えます。江戸幕府成立後に
      廃城となりますが、淀川水運を擁する
交通の要衝であったため、参勤交代における大名の
      寄宿地や観光名所とし
て生まれ変わります。そうした変化の末に、幕末期の動乱の舞台に
      なった
ことも見通したいと思います。

 第6回: 11月09日(月) 南地(ミナミ)―大大阪モダニズムと大正・昭和初期の道頓堀、心斎橋筋―
 講 師: 橋爪 節也 大阪大学総合学術博物館教授、大学院文学研究科兼任
 内 容: 大正末昭和初期、第二次市域拡張で大阪市は日本最大の都市“大大阪”になった。
      当時の都市型モダニズムの展開を、道頓堀の劇場やカフェ、心斎橋筋の百貨店などに
      探るとともに、街を闊歩した画家やデザイナー、文学者にも触れて南地(ミナミ)の
      文化芸術の広がりを概観する。

 第7回: 11月16日(月) 蓮台野と神楽岡―源頼光、土蜘蛛退治の舞台―
 講 師: 東島 誠 立命館大学文学部教授
 内 容: 
平安京のまわりには死者の眠る「野」や「岡」があり、源頼光・渡辺綱主従の土蜘蛛退治の
      物語も、蓮台野で空飛ぶ髑髏を見たことに始まります。
      髑髏を追って入った神楽岡の廃屋で待ち受けていたものとは……。
      絵巻や文学を大胆に読み直し、葬地という舞台装置に迫ります。

 第8回: 11月30日(月) 北大阪―新時代における千里・梅田・新大阪の諸相―
 講 師: 堤 研二 大阪大学大学院文学研究科教授
 内 容: 
AIやビッグデータが活用される新時代「ソサエティ5.0」を迎える中、北大阪では
      新しい動きが見られます。再生が進む千里ニュータウン、再開発される梅田界隈、
      世界最大の都市圏「スーパー・メガリージョン」の玄関口となる新大阪など、
      激変する北大阪地域の諸相を展望します。
対象 どなたでもお申込みいただけます。
開講期間/開講日 2020年10月5日(月)~11月30日(月)
受講料 1回あたり 1,500円、一括申込の場合 11,000円 

受付終了しました。

一覧へ戻る
  • TOP
  • 講義紹介
  • 【大阪・京都文化講座オンライン】大阪・京都<名所図会>(全8回)