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卒業生インタビュー

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卒業生インタビュー 03

患者さんに寄り添い、化学療法の不安やつらさを取り除く

相良 有紀SAGARA YUKI

薬学部 薬学科 2015年度卒業
(株)ファーマシーエクスプレス
あいこうか薬局

在学時のエピソード

サークルを通して科学のおもしろさを発信

薬学部の講義では6年間を通して薬学の基礎から専門までしっかり学ぶことができます。大学の講義の内容はやはり高校までの学習内容とは大きく異なり、より専門的で難しいものになりますが、講義でわからなかったことなどを先生方に質問に尋ねると、先生方は非常に丁寧に教えて下さいました。また、化学・物理・生物・数学など基礎専門科目でわからないことがあった際は大学が設けている「駆け込み寺※」など、よりマンツーマンで教えて頂ける場もあったため、物理や数学が苦手だった私はそのような場も頻繁に利用していました。
また、立命館大学には多くのサークルが存在します。私は在学時、ライフサイエンス研究会に所属していました。ライフサイエンス研究会は、身近にある科学を通して子供たちに科学のおもしろさを知ってもらうための活動をしているサークルです。私はこのサークルの活動を通して他学部の友人や先輩、後輩と知り合うことができ、さらに子供たちを中心とした地域の方々とも交流することができました。サークルを通して多くの方々と交流できたことは大学生活のなかでも貴重な経験のひとつとなりました。

※駆け込み寺・・・化学や数学、物理など、理系の基礎となる科目の勉強についてのよろづ相談会を、毎週開催しています。大学院生などの講師の先生方が、丁寧に、分かり易くアドバイスをしてくれます。

卒業後のエピソード

適切な支援で患者さんを笑顔に

私が働くあいこうか薬局には様々な診療科の処方箋がくるため、幅広い処方内容について学ぶことができます。そして薬剤師1年目にこのように多くの診療科の処方について学ぶことができるというのは、薬剤師として成長していく上で非常に良い環境だと感じています。また、あいこうか薬局は自動演奏ピアノによる音楽やドリンクサービスなど、患者さんにリラックスしてもらえるように様々な工夫を行っており、従来の薬局のイメージとは異なる設備やサービスの中で働けることに対しても刺激を受けています。
なかでも特に座席投薬という、患者さんが座るテーブルのそばで私達薬剤師が服薬指導を行う、あまり他では行われていない服薬指導のスタイルを取り入れており、これによって患者さんに体力的な負担をかけることなく生活習慣や服薬状況、副作用に関する話などゆっくり伺うことができます。そしてその結果得られた情報をより適切な患者支援に活かすことができ、さらに患者さんとの信頼関係を築くことにも繋がっていきます。私は患者さんから病気や薬のことでわからないことを質問されたり相談された際に、まだすぐに答えることができないこともありますが、自分で調べて考え返答し、その結果、患者さんから笑顔で「ありがとう」「またいろいろ教えてくださいね」と言われたときは本当にうれしく思います。そして、もっと薬剤師として患者さんの力になれるように頑張ろうという気持ちになります。

今後の目標・夢

患者さんに寄り添い、不安やつらさを少しでも取り除く

あいこうか薬局は「地域がん診療連携拠点病院」に指定されている病院の近くにあります。そのため外来化学療法をおこなっている患者さんも多く来局されます。化学療法は抗癌剤の投与量や休薬期間、副作用などアセスメントすべき点が多くあり、薬剤師としてもより専門的な知識が必要となる分野です。難しい内容も多いですが、あいこうか薬局の薬剤師の先輩方のように、化学療法で不安を抱えている方やつらい思いをしている方に寄り添い、その不安やつらさを少しでも取り除けるような存在になりたいと思っています。そして、その過程として外来癌治療認定薬剤師などのような認定薬剤師の資格取得も目指していきたいと考えています。

MESSAGE後輩へのメッセージ

様々な考え方や価値観をもった人と交流

立命館大学薬学部は定員数が他の私立大学薬学部と比較して少なく、よりきめ細やかな指導をうけることができます。さらに、薬学部4回生のCBTや6回生の国家試験対策として、大学の先生方による特別講義や予備校から講師を招いての対策講座など、薬学部ならではの試験対策のカリキュラムも整っており、学びやすい環境です。また、立命館大学は14の学部を有する総合大学で、日本全国、世界から多くの方々が入学し、様々な考え方や価値観をもった方々が在籍しています。
薬学部も講義やサークルなど学生生活を通して多くの方々と交流する機会があります。私は薬剤師として働いていくうえで、薬学部での勉強は当然大切なことですが、様々な考え方や価値観をもった人々と大学生のうちから交流していくことも大切なことだと思います。私は、立命館大学薬学部は学ぶことに関しても、サークルなど課外活動に関しても、とても充実した大学生活を送ることができる場所だと思います。