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2019.03.25

2019.03.25

協定校との協議(リトアニア ヴィリニュス大学)


vilnius02

本学薬学部の服部尚樹学部長・浅野真司教授他が、薬学部の協定校であるリトアニア ヴィリニュス大学を訪問し、Artūras Žukauskas学長、Algirdas Utkus医学部長他と今後の交流方針について協議を行いました。

懇談のなかで、Žukauskas学長より「リトアニアは近年、成長産業の中心であるバイオサイエンス部門に力を入れており、資金や設備の投資を重点的に行っており、今後大きな進展があると考えている。この発展のために、海外の大学と連携を行い、積極的に知識・ノウハウを取り込むべく政策を立案して実行中である。ヨーロッパではすでにエラスムス計画やエラスムスプラスなどで大学間連携が進んでいるが、分野特化型の小規模で密なつながりを持つことにより、教育研究を発展させることができると考えている。現在バイオサイエンス分野ではドイツ、フランスを初めとする6つの海外大学と連携しおり、実質的な交流ができている。今回、薬学分野では最先端国の一つである日本にある本学と協定を持てたことに非常に期待しており、今後の進展に注目している」とのコメントをいただきました。

今後は協定に基づき、両大学で1. 学術情報の交換、2. 学部教員・研究者の間の相互訪問、3. 学生の相互訪問や留学、4. 国際的なシンポジウムや学術発表会の共同開催などを推進することで合意しました。

グローバル化を推進する本学にとって、ヴィリニュス大学はパートナーとして、また東欧における新たな拠点として、理想的であると考えられます。

<ヴィリニュス大学について>
バルト三国の一つであるリトアニアの首都ヴィリュニス市の中心にあり、1579年に設立されたヴィリニュス大学は、同国で最も古い高等教育機関であり、東ヨーロッパ全体で最も古い教育機関である。ほとんどの学位プログラムはリトアニア語で実施されているが、いくつかの科目は英語とロシア語でも教えられている。
文系・理系を合わせて14学部、9研究所・研究センターからなり、約20,000名の学生を擁し、うち約1,200名が留学生である。

ヴィリニュス大学ホームページ https://www.vu.lt/en/

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