立命館小学校

懸命な努力

私は、京都市地下鉄東西線と烏丸線を利用して通勤しています。児童が利用するであろう時間に乗ってみたりしていますが、児童が学校に登校する時間帯については、人混みは避けられています。児童が車両ごとに原則ハウス単位で分散乗車することでさらに密を避けたいと思います。 

さて、車内の様子ですが、各車両は窓を開けて換気をされています。また、繰り返し「マスク着用を」と「会話の無いように」というアナウンスが流れます。今日は、烏丸御池駅のホームでも、このアナウンスが流れました。この様な状況は、バスでも同様と思います。京都市交通局の方々も感染予防に懸命の努力をされているのがうかがえます。 

また、乗車されている方々の様子ですが、アナウンスに応えるように、全員マスク着用されています。もちろん、誰一人としてお喋りされていません。スマホをながめる人、目を閉じてじっとしている人色々です。いずれにしても、お互いに懸命に努力されているように見えます。 

この雰囲気の中に、来週から児童が同乗します。スマホが無い、目を閉じてじっとする子どももほとんど無いだろう、と考えると、やはり、ここは「読書」を勧めたいです。座れない場合は難しいですが、車内の揺れもひどくないので、この時間帯を落ち着いて読書に向かう時間になれば、と思います。読書は心の栄養です。周りへの配慮も考えながら、児童も、児童なりの懸命な努力を意識した行動をとらせたいと思います。ご家庭でもお子様とお話下さい。

 

 

学校長 長谷川昭